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 松岡千明の企画「鈍色の、ブルウ。」

 @新中野 風みどり(2014/7/25-28 20ステージ)
 全自由 1000円 回数事100円引きのリピータ割りあり

 原案:太宰治(女学生ほか)
 作・演出・演奏・美術・デザイン・制作・出演:松岡千明
 http://dooon.strikingly.com/

 2014/07/28(月)晴 5:03-5:43PM(40)前方より 客席?割(7人)
 客層:学生とおじさん、女性1。
 客入れ:衣装のセーラー服で主宰お出迎え。チケットはイラスト付きステッカー、
 裏に名前と謝辞が書かれ。前説を幕内からして開演。ミニ椅子とスツール2列。
 折り込みチラシ1枚。手書きパンフ2枚。カーテンコール1回

 20歳女優の20にちなんで自作自演公演。
 舞台。書道の体、半紙の上に小さな弦楽器、小バケツ、おもちゃパラソルとか。
 お話。指先に絵の具をつけてペインティング、やがて女子像と知られ。日々の喜びと
 不安のモノローグ、悲恋に至るラブレター朗読。後半は死に瀕した妹を喜ばせようと
 偽りのラブレーターを描く姉、姉妹の心中語り。

 小空間に喜怒哀楽の息づかいが瑞々しく、生タマネギ剥きがためだけでなく、ちと
 ほろり。一意に定まらない移ろい方、お嬢様言葉のフィルターを通しても、素直で
 初々しい。誰の物語か時々見失い、演劇的な興味も若干わかせ。自主製作の心意気
 とも健気懸命、演出付きで別の顔・バリ女優ぶりもみてみたいねこ。

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