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 武蔵野文化事業団 緒川たまき&クリス・デフォート「夏目漱石『夢十夜』より」

 @武蔵境 武蔵野スイングホール(2014/09/30 1ステージ)
 http://www.musashino-culture.or.jp/sisetu/swing/top.html
 全指定 一般4000円 友の会3600円

 主催:公益財団法人 武蔵野文化事業団
 出演:
 緒川たまき(朗読)
 クリス・デフォート(ピアノ)

 2014/09/30(火)晴 7:04-8:39PM(36/休16/41)中段下手 客席ほぼ満員(170人)
 客層:ベテラン中心、時折20才代、女性7割。
 客入れ:平床2列、ひな壇9列と舞台至近。折り込みチラシ少々。パンフ B5 3ページ。
 物販。関連CDなど。カーテンコール2回2分。

 EUジャズピアニストとの共演による「夢十夜」朗読企画。
 舞台。中央椅子、下手にグランドピアノ。背景に幻想CG。前半が緑のるつぼに
 朱が混じり(森?)。後半は濃淡蒼色の横バーの連なり(海原?)。
 構成・お話。
 第3夜 おぶった盲目の赤ん坊が全てが見えると大人の物言いで話す。
 第9夜 女は戦地の夫の無事を願い、幼子をつれてお百度参りをする。
 休憩
 第7夜 船がどこへ向かうのか、そもそも乗った理由がわからない。
 第10夜 菓子店であった女に岸へ連られ、飛び降りろといわれる。拒否すると。
 第1夜 女の死に際で100年待ってといわれ、墓の横にいる。やがて疑念を抱くが。

 語り部が2人、協奏する舞台。暗い話がしだいシュールなものとなる構成。朗読の
 前後でピアノインスト、途中に伴奏も交え。涼やかも、陰影混じりに語って味わい
 深い、緒川たまきさん。手振りや目線の演技がさりげにムーディ。刻むように
 力強く、またリリカルに原作イメージ発で拡げて物語るピアノ、クリス・デフォート
 さん。第2弾を希望ねこ。

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