[ホーム](個別ページができ次第、そちらにリンクします。)

 マドモアゼル・シネマ「刻のノート」

 @神楽坂 セッションハウスB1(2015/05/16-17 3ステージ)
 http://www.session-house.net/
 全自由 前売一般3000円 学生2500円 子供2300円 ペア券5500円 当日+500円

 構成・振付:伊藤直子 照明:石関美穂 音響:上田道崇 舞台監督:鍋島峻介
 衣裳:原田松野 美術:くに若尾 映像:たきしまひろよし
 リハーサルアシスタント:相原美紀 主催:マドモアゼル・シネマ
 共催:(株)セッションハウス 企画制作:伊藤孝 鍋島峻介
 出演:
 竹之下たまみ 佐藤郁 外園彩織 鈴木加奈子
 豊永洵子 蓮子奈津美 堀田果那 古茂田梨乃 須川萌 中島詩織

 2015/5/17(日)晴 5:07-6:24PM(1'15)中段中央 客席満員(100人)
 客層:20-30才代女性中心に女性7割。
 客入れ:桟敷3、ミニ椅子1、椅子5列。折り込みチラシそれなり。パンフ A5 3ページ。
 物販。手作りアクセサリー。カーテンコール2回1分。

 初見ねこ。メンバーが入れ替わっての初回公演とか。
 舞台。素舞台。
 構成。JK制服、糸電話をもち、集合して混戦。関係性コンタクト、嫌悪、疎外感。
 ・白光。延びてジャンプ、崩れ。屈託した体操ぶり。モノローグで日記。
  ばらけてソロ。体育座り〜ユニゾンで床ダンス。
 ・ロック。横並びで前方へ。3グループ別れでフォーメーション。一人母を呼ぶ。
 ・そろそろ音もなく。告白。
 ・トリオで倒立。告白。振られて笑うしかない。
 ・バイオリン曲で揺れる。物憂げにソロ、髪をかきあげる。グラスの水をこぼす、
  床に垂らす。その場に髪を垂らし、泣く。床でみもだえる。
 ・ラブレターにキス、お客さんへ。ビールをグラスに、お客さんへ。
 ・ウェディングドレスの女。スーツをパートナーに見立て。それも床に落とし。
  痛い告白。水着の女、完成していないドレスのこと。ウサギと亀の話。
  泣き女たちが行き過ぎる。
 ・演歌、黒服の女が二人で。
 ・組曲惑星。走り込んでジャンプ、倒れて、ジャンプ。客入に手招き。
 ・サングラスにヘッドホンの一同居並び。糸電話を客へ向ける。インターナショナル
  が流れる。

 あれこれして、いずれも挑発的。少女と大人の女、怒りと嘆きの間の揺れがそのまま
 ダンス。シアトリカルに仕草とつぶやきで物語の断片がのぞき、関係性が仄めか
 され。とらどころがない一連なれど折々の感情は生々しく、そこにつながるダンスが
 有機的。ダンサー達の肉声と人となりに触れたようでドキドキするねこ。

[月間一覧