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＠大阪中崎町 イロリムラ プチホール(2016/07/09-22 18ステージ)
http://irori2005.com/
全自由 一般前売2500円 当日3000円 U25・障碍者前売・当日2000円
作：増田雄[モンゴルズシアターカンパニー]
演出：笠井友仁[エイチエムピー・シアターカンパニー] 映像：サカイヒロト
舞台監督：下村唯[モンゴルズシアターカンパニー] 宣伝広告：ココロイチデザイン
制作補：白水礼子 助成：アーツサポート関西、芸術文化振興基金、大阪市
http://www.mongols-tc.com/
出演：
一明一人：地下鉄駅員1
藤田和広：地下鉄駅員2
2016/07/10(日)晴 11:03-11:56PM(53)中段 客席6割(8人)
客層：20ｰ30才代中心。男性過半数。
客入れ：整理券配布。雛壇にパイプ椅子3列。折り込みチラシそれなり。
パンフ A4 オールカラー3ページ。物販未確認。カーテンコール1回。
昨年の劇王天下統一大会 関西代表作。20分の短編を長編化とか。
舞台。正面スクリーン、町や駅の景色に加え、動物や化物らシルエットを投影。
お話。私鉄ホーム下。飛び込み者の救出あるいは死体の回収のため降りた駅員2人。
しかしいっこうに姿が見つからない。不安と焦りが募る中、それぞれの心情と人生が
浮かび上がってくる。
闇のある心理劇を骨太に描き、洗練された映像とも立体的に上演して見応えあり。
社会に虐げられ、心挫けた男2人の対話。普段は見えない辛さやしがらみを装わずに
現して、視点は暖かい。中盤から虚実混合となり、同僚から悪意を受けるの悪夢と
化すのは辛いところ。安易に夢や希望に逃げずのラストの一言には好感。
映像とのコラボ結構あり、背景、心情を良く補完して○。
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