＠渋谷 シアターコクーン（2016/09/06-28 24ステージ）
http://www.bunkamura.co.jp/cocoon/
全指定 S席9500円 A席7500円 コクーンシート5000円 U-25チケット 4500円
＠刈谷市総合文化センター 大ホール 10/1-7 2ステージ
＠大阪 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ 10/8-10 3ステージ
＠浜北文化センター 大ホール 10/16 1ステージ
作・演出：倉持 裕[ペンギンプルペインパイルズ]
照明：笠原俊幸 美術：中根聡子 音楽：阿部海太郎 音響：高塩 顕
衣裳：太田雅公 舞台監督：幸光順平 ヘアメイク：大和田一美
衣裳助手：梅田和加子 演出助手：相田剛志 制作：近藤南美
制作デスク：鈴木ちなを 宣伝：高橋郁未（る・ひまわり）
宣伝美術：坂本志保 宣伝イラスト：白根ゆたんぽ 宣伝写真：三浦憲治
宣伝衣裳：伊賀大介 宣伝ヘアメイク：大和田一美、板倉タクマ（ヌーデ 鈴木京香）
HPデザイン：stack pictures プロデューサー：大矢亜由美
主催・製作：(株)M&Oplays
出演：
松重 豊：大道寺尚親（父 弁護士）
鈴木京香：大道寺須真（母 元女優、尚親の母
夏 帆 ：大道寺紅子（長女）
林 遣都：大道寺益人（長男）
堀井新太：染田明司（大道寺家 隣人）
黒川芽以：由弦、セクシーな女
山本圭祐：潮、茶畑（弁護士事務員）、患者
坪倉由幸：千々松（汚職警部）
眞島秀和：瀬野尾、検事、医者
六角精児：五郎丸元平(五郎丸一座座長）、患者
長田奈麻[ナイロン100℃]：木根希和（演出家）、給仕係
児玉貴志[THE SHAMPOOHAT]：田鹿、座員、裁判長、執事
粕谷吉洋：座員、給仕係、酒屋の客、子供、俳優、公安
水間ロン：三雲、給仕係、イケメン俳優
山口航太[はえぎわ]：女形、給仕係、子供、俳優、用心棒、公安
近藤フク[ペンギンプルペインパイルズ]：座員、給仕係、酒屋の客、子供、俳優、公安
2016/09/10(土)晴
1:01-3:54PM(1'25/休15/1'11)1F最前 客席9割（700？人）
客層：20-30才代中心に女性過半数。
客入れ：折り込みチラシ厚め。パンフなし。物販。パンフ A4変形 1500円。
Tシャツ2500円。カーテンコール3回2分。
もう小劇場で書くことは無いのかしらんな、倉持 裕新作。
舞台。パッチワークの屋敷壁、シック調度もカラフルで浮世離れの彩り。回って
ちゃきちゃき切替。
お話。少年・尚親家庭を顧みない母に家を任され、自宅を大衆演劇へ賃貸。
劇場と化した家で逞しく育ち、長じて弁護士となる。養成所の搾取の相談にきた
舞台女優と結婚。二子をもうけるが、妻の偏った子育て結果をみて反省、酒屋に
転身。アーチスト気取りの長男の作品が偶然世間の注目を集め、タイアップで
一家は巨万の富を得ることになる。ただ家族の幸福を思う父親だが、状況は悪く
溝は深まるばかりで。
最後まで先が読めない展開、事件勃発も受け止める・逞しいのかバカなのかな
奇妙な一家の有為転変劇。マジックリアリズムな奇天烈さ、シュールさがしばしも
描写は淡々として愉快。奇妙で滅茶も、家族や人の結びつきの問題があって普遍。
「家族の基礎」の考えも、父親は捨てられて家族を求め、母親は逆に縛られて家族を
捨てたいと相容れず。違って共存、ともに未来を望むとこが興味が引かれるところ。
松重さん。シェイで大胆なとこ、哀しい凛々しさが素敵。夏帆さん。気が強すぎ、
反面柔らかいとこが違和感なく。六角さん。胡散臭い、だけでなく熱い血を
感じさせて○。山本さん。ニブロールの彼がやはり弄られキャラでいる不思議。
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