＠原宿 VACANT（2017/12/16-24 14ステージ)
https://www.vacant.vc/
全自由 予約3500円 当日4000円 ＋ドリンク代500円
出演：青柳いづみ 他
宣伝ヴィジュアル：名久井直子 映像：召田実子
2017/12/22(金)晴 7:05-8:48PM(1'42)奥側中段 客席満員(80人）
客層:大人中心。女性7割。
客入れ:開場時30人ほど。二面客席、桟敷1、椅子5列、サイド 椅子3列。通路、7列。
折り込みチラシ厚め。パンフ オールカラー A4折り込み。物販未確認。
カーテンコール1回1分。
舞台。小物が目白押し、雑多な女子部屋コーナー。ロココな椅子。旅行鞄。ナイト
スタンド。ぬいぐるみ。引越準備の段ボール。
構成。腐女子が沈没寸前の自分語り。ドイツで移民労働してた穂村弘の父親のこと。
穂村弘の家(別荘？）を訪ねる。名久井直子が往還する。
人物と家族にぐっと迫る、軽やかに深掘りする。一言でもキラリと光る、思いがけず
詩的に飛翔して、ドキドキさせられるねこ。青柳いづみが神がかり、演じるというか
召喚、演劇新次元という。
アフタートーク 8:57-9:22PM(25)ほぼ居残り
名久井直子、藤田貴大
藤田 言いよどむところは穂村さん完コピ。お父さんも。
公演の前から本（パンフ）つくり。戯曲でなく「本」。穂村ファン垂涎。
上演ではカットしてあるが、フルで収録してる。
名久井 演劇づくりより一歩先を行ったかな。穂村さんのベランダから海を描く場面
が素晴らしい。
藤田 さいたまは平たい、ベランダから見ると水平線がみえる。
穂村さんの短歌が好き、それを思い出される気づきがある。
2014年に上演下作品をフルスケールで上演したかった。演劇作品で出会った人に
その後出演してもらうのは(珍しい）。
穂村さんの濃い言葉をチューニングして一本の戯曲っぽくする。
自分達は小劇場の中でパンフとかこだわりがあると思っていたが、名久井さんと
出会って、紙へのこだわりのこと、意識が変わった。
演劇は一過性でなくなることの美徳がある。しかし、名久井さんの手で残される
恐怖を。
名久井 どうしたら演劇のあと、面白い本が作れるのか、〜。
[月間一覧］