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 松本市芸術文化振興財団「真冬のバーレスク〜ボードビル3部作〜」冬のカーニバル第二弾

 @池袋 東京芸術劇場 シアターウエスト(2021/02/26-03/02 5ステージ)
 全指定 一般6000円 高校生以下1000円
  @松本 信毎メディアガーデン 2/17-22 6ステージ

 原作:加藤道夫『思い出を売る男』より/フェルナンド・アラバール『戦場の
 ピクニック』より/串田和美『もっと泣いてよ、フラッパー』より
 脚本・演出・美術:串田和美 音楽:Dr.kyOn 振付:山田うん
 照明:斎藤茂男 音響:井上正弘 映像:栗山聡之 ヘアメイク:野口範子
 演出助手:長町多寿子 舞台監督:福渾諭志
 イラストレーション:宇野亜喜良 アートワーク:串田和美
 宣伝美術:榎本太郎 制作:飯野千恵子 プロデューサー:小川知子

 主催:一般財団法人松本市芸術文化振興財団、信濃毎日新聞社
 共催:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京芸術劇場
 助成:文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)
 独立行政法人日本芸術文化振興会
 出演
 香寿たつき、秋本奈緒美、吉野圭吾、内田紳一郎、引間文佳
、近藤隼、武居卓、細川貴司、下地尚子、深沢豊、草光純太、毛利悟巳、竹川絵美夏、
 串田和美
 演奏:Dr.kyOn(P)、塚本功(G)、木村おうじ(Dr)

 第1話《思い出を売る男》
 武居卓  :男
 竹川絵美夏:花売り娘
 細川貴司/深沢豊:酔漢
 内田紳一郎:広告屋
 秋本奈緒美:街の女
 吉野圭吾 :G.I
 毛利悟巳 :Jeanie
 串田和美 :乞食
 細川貴司/深沢豊:チンピラ兄弟
 近藤隼  :黒マスクのジョオ
 内田紳一郎/細川貴司/草光純太/深沢豊:警官
         
 第2話《戦場のピクニック》
 下地尚子 :ザポ
 吉野圭吾 :テパン氏
 香寿たつき:テパン夫人
 毛利悟巳 :ゼポ
 内田紳一郎/細川貴司:衛生兵
 近藤隼/武居卓/草光純太/深沢豊:戦闘兵

 第3話《旦那アスピリンの恋》
 武居卓  :床屋のチャン
 竹川絵美夏:パオパ
 草光純太 :新聞記者ベンジャミン
 引間文佳 :ブラボー
 吉野圭吾 :青い血オニオン
 深沢豊  :気遣い兎のラード
 内田紳一郎:泪のエッグ
 近藤隼  :矢印マップ
 串田和美 :旦那アスピリン
 細川貴司 :狐のアナスタシア(乞食・老人)
 香寿たつき/秋本奈緒美/下地尚子:歌姫たち
 毛利悟巳/竹川絵美夏:踊る女性
 内田紳一郎/武居卓/深沢豊:お掃除おばさん

 2021/03/01(月)晴 6:30-9:02PM(77/休15/57)下手後方 客席満員(120人)
 客層:大人中心3世代。女性8割。
 客入れ:感染対策。検温、手指消毒、セルフもぎり。前2列、通路、
 4列まで通常席、その後ろ4列は1席空け。折り込みパンフ 二つ折り
 オールカラー 3ページ。カーテンコール1回 串田さんのお詫びでこれきり
 
 キャバレースタイルの飲食込みショーも、ご時世でコンサート形式にて。
 開場時からDr.kyOnトリオがスタンダード演奏でいい感じに下地つくり。
 舞台。緋色の緞帳にシャンデリアの「劇場舞台」。
 構成。オムニバス3話。第1話。戦後まもない街、朽ちかけた壁前で男が
 売るのは「思い出」。様々な事情を抱えた人がやってきて。
 第2話。戦場の息子のもと、脳天気な両親がピクニックに誘いに来る。
 第3話。ギャングボス旦那アスピリンは、新聞記者ベンジャミンの婚約者
 ブラボーに恋してしまい。

 嬉しい、辛い、みんな夢の中のようだな舞台。溌剌とまた蕩ける生歌と、
 弾む生演奏と演技の熱感が心地良いし〜。バラエティ、大人のコメディ。
 バカをして笑いをとるでなく、おかしみのそこにビターな悲喜こもごもが
 ある、二層のキャラメルマキアート(品のある)味わい。
 闊達で艶っぽい役者達。香寿さん、秋本さんの歌姫ぶり。元気なおじさん達、
 変わらない内田さんに和み。串田さんが健勝なのがなにより。

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