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＠田町 SHIBAURA HOUSE 5F(2021/03/06-10 22ステージ)
共通パス一般7800円 を購入して日時予約要。施術代3000円
構成・演出：百瀬 文
鍼師：石上絵里奈、久世綾乃、佐藤太一、中島瑞穂、長谷川洋介、比嘉優貴、
松波太郎、和田彩芽
ナレーション：はぎわら水雨子
製作：シアターコモンズ
2021/03/10(水)晴 3:05-3:55PM(50) 定員6名
客層：20-30才代男性中心。
客入れ：感染対策。検温、手指消毒、エレベータ人数制限。施術の同意書に署名。
折り込みパンフ A4 1枚、実施案内1枚。定時10分前に入場。ペットボトルの持ちこみ
ＯＫ。宙に浮いているような屋外シースルーのペントハウス、放射線状に白ベッド6。
シュール、ＳＦ映画の1シーンみたい。ベッドはホットマットで寒いことなし。
趣向。・準備。問診票記入。メンタルとフィジカルの痛いとこ触れるのが６ページ、
150問位。該当にレ点。靴、靴下、ベルト、腕時計を外し置き、イヤホンを装着して
施術士を待ち。全窓にカーテン引かれ、ベッドサイドのライト点灯。
・鍼師同時入場し散開。目で挨拶交わし。問診票を黙黙とチェック、時折メモ？
書き、内容不明。横になるよう促され、イヤホンからは問診票1項目ずつの
読み上げ音声。
鍼を打っていきますの最小限、内容説明は一切無し。で、まず脳天に一発。
左手の脈を取りながら、手首周辺。ついで右手の脈をみて、打ち。以降打っては、
しばらく手を添えて様子を見ながら？、足首、お腹へそ周辺、額やこめかみへ。
琴線に触れる言葉を聞き、数カ所で痛みというか、熱さを感じながら、マグロ状態で
ごく静かに過ごし。施術30分ほど、鍼をとっていきますの言葉と処置。言葉を交わす
ことなく終了。しばらく休んでのアナウンス、着衣して退場。
鍼を打って心に刺さる声、身体と言葉の問題を前代未聞の形で扱った、体験型
パフォーマンス。まず私にガチで向き合い、そして他者との関係性に直面する。
問診を呼び水にして心を自己観察。さらに鍼が内への集中力を増し、あるいは連想
させ。その静かな時間は未体験のもの。時折ざわつくのがこそばゆい。
他者は自己観察の自分を含めるけど、今回は施術する鍼師。言葉は交わさなかった
（説明レスで打つ！、大胆でスリリング、愉快でもあり）けど、様子見、手添えから
丁寧な施術と知られ、信頼と安心感もて。問診でチェックした痛いとこにも関わる
処置がされたことに感動。思い込みかもだけど、コミュニケーションの実感を
もてたのが、面白いとも。
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