[ホーム](個別ページができ次第、そちらにリンクします。)

 中央線芸術祭パフォーマンスプログラム 三浦宏之「素片の風景」

 @中野 テルプシコール(2021/10/28 1ステージ)
 入退場自由 一般 前売3000円 当日3500円 U-22前売 2500円 当日3000円
 4日間通し10000円

 ミクストメディア作品 2021年
 素材 アルミ・アクリル・氷・植物・石・電球・くん炭・身体・ライティング
    オリジナル楽曲「360min≒1sec」
    ライティングフレーム作品2点

 2021/10/28(木)晴 2:00-8:00PMから終盤70分 入口より壁際 客席ほぼ満員(19人)
 客層:2世代、女性過半数。
 客入れ:感染対策。手指消毒、検温。いつものよう靴を脱いで諸注意受けて入場。
 四方囲み、壁際にパイプ椅子。奥壁が空いていたのはライティングがまぶしい故。
 空いてる席を自由に移動可。当日パンフ A4 3つ折。カーテンコールなし。

 舞台。土(炭)上にワイヤフレームのボックス、中央に褌のみ、長髪で顔を覆った
 パフォーマ。土上に植物、石ら。傍らの透明ボックスに氷と豆電球。映像モニタが
 上向きにあったけど、内容判然とせず。
 構成。起立、伏し目がち〜上体反り〜四つん這い〜座して石化〜四つん這い、腰を
 高く上げて異形〜戻って起立、顔をあげて背を伸ばす〜ゆっくりと足を前にフレーム
 の境界へ近づく〜終演、丸まって横たわり。照明は黄昏色の強弱、ラストは朝ぼらけ。
 音楽は轟音と金属エコー音の強弱。

 ゆるく起伏ある音と明かりのループ中、緊迫感を保ちながら動く、削がれて筋張った
 身体がある風景。囲まれて閉じ込められている印象から、全体に恐れが伺えるよう。
 腰を上げて四つん這いとなった様は別の生き物のように見えて面白く。等勝手に
 想いながら楽しむねこ。

[月間一覧