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＠新宿三丁目 雑遊（2024/07/25-30 10ステージ）
出演者にコロナ陽性が確認されたため、7/30千秋楽は公演中止
全自由 前売3500円 障がい者割引2500円 U25（25歳以下割引）2500円
当日一律3800円・未就学児童不可
作・演出：ピンク地底人3号 舞台監督：中西隆雄 舞台美術：阿部一郎
照明：國吉博文 音響：宮崎裕之(predawn) 宣伝美術：chanmi
衣裳：小泉美都 絵画：林春人 サポートスタッフ：立田優詞(Team-in the pink-)
制作：秋津ねを(ねをぱぁく)、 北川啓太、藤岡啓二
制作協力：松本悠（青春事情） 企画・製作：ももちの世界
助成：芸術文化振興基金 公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京
［東京芸術文化創造発信助成］
出演：
桐野ひかる 登場しない
青海衣央里[東京タンバリン]:桐野京子(ひかるの母親)
喜田裕也[はちどり空港]:桐野佑輝(ひかるの弟)
鈴木美緒:桐野あかり(ひかるの妹)
谷川清夏:高橋海香(あかりの親友)
青柳糸:向井昌枝(京子の友)
桜まゆみ:工藤真美(ひかるの妻)
平吹敦史:工藤丈一(真美の兄)
谷本ちひろ:出口凛介(組の若頭)
内田健介:緑川拓次(凛介の弟分)
三井田明日香:成田紀夫(凛介の弟分)
2024/07/29(月）猛暑 2:04-3:47PM(1'42)前方中央 客席超満員（55人）
客層:大人より 女性過半数 役者さんちらほら。
客入れ:感染対策 特段なし。開場時十数人。クッション追加したミニ椅子1、通常
椅子4列でびっしり。当日パンフ A4両面を縦折り 物販。上演台本。
カーテンコール1回後、列ごとの規制退場。
東京キャストによる、関西在住ピンク地底人3号新作を上演する企画 第2弾。
舞台。シックな応接小部屋、八角形？。正面、大きく曇り硝子窓。手前にソファ
セット。上手にEXITライトが灯るドア、下手の玉すだれから母屋。ダークグリーン壁
には映画「サイコ」の大判ポスター、南島のガイドブックや人形、小物が置かれ。
お話。架空の日本、田舎町の海辺モーテル。夫からオーナーを継いだ京子には、
溺愛する航空自衛官の息子ひかるがいたが、飛行中にぷっつり消息を絶っている。
3年後、神の使いとされる鯨の噂が流れる。京子はひかるを取り戻すため、「世話」
をしたことがある、組の舎弟達を呼び出し、鯨探査を命じる。その狂信ぶりは周囲を
戸惑わせるが。
特異な設定の下、喪失と救済、矛盾と折合の有様が丁寧に描かれ。波音がノイズに
聞こえ始め、京子を巡る謎と裏の顔をのぞかせてゆくけど、クライムサスペンス
寸止めでモヤモヤ。「サイコ」パロの絵面はショッキングだけど、夢か？現か？。
ここらの決めつけないさじ加減が面白いねこ。濃い関係性を強くも細やかな言葉と、
テンポよい応酬で描く会話が見事。最後まで油断できず、楽しませてくれ。
前回リーディングだった東京キャストはがっちり板に付き、一筋縄ではいかない作品に
応じてて凄い。次回がますます楽しみねこ。
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