[ホーム](個別ページができ次第、そちらにリンクします。）
＠松本 松本市美術館 市民創造ひろば（中庭）(2024/08/24-25 2ステージ)
全自由 一般1200円 U25 700円 フリーパス 一般3000円 U25 1500円
企画・監修: 倉田翠 制作:分藤 香 協力: 栞日、佐藤公哉
「山月記」「セッション」照明: 林之弘 音響: 甲田徹 音響アシスタント 林実菜
「山月記」原作:中島敦「山月記」 衣装協力:RAINMAKER
チラシデザイン: 加藤亜依
主催：一般財団法人松本市芸術文化振興財団 後援：松本市、松本市教育委員会
出演：小菅紘史（ひとり芝居）、中川裕貴（チェロ）
2024/08/24(土）雷雨 8:00-8:51PM(51）前方上手 客席8割（60人）
客層:大人より、子供連れあり、男女半々。
客入れ:感染対策 特段なし。美術館右手脇で整列、開場時30人位。他「セッション」
と同様。
ジャンルを超えて、劇場にとらわれず、色々な身体を見て楽しもうとの芸術監督・
倉田翠さんの初企画公演。チケット代とても安く、魅力的な内容／ハイクオリティで
お得の上にもお得という。
舞台。芝生広場、装置なし。
お話。詩人として名をあげる夢やぶれ、なぜかしら虎へ化けてしまった李徴が、
その次第と自らの業を友人の袁サンに物語る。
高強度で存在感ある一人芝居。口跡よく、二役を演じ分け。身体能力が高くて大胆な
歩行シーンは時に純ダンスかと思うほど。演者の影を背後の木立と建屋の壁に大きく
映し、場を演出。虎になり姿を見せた李徴は後ろ向きの背中を見せ。歪んだ声と
この影で痛ましさ増し。雨量の高まり、パーカッシブな音楽と相まって、堪らない
悲劇となり。ラストの弦楽は嘆きの咆哮で忘れがたい印象を残し。
［月間一覧］