Ｎｅｓｔ「Ｃａｍｏｕｆｌａｇｅ」
＠渋谷・シ−ドホ−ル (1993/9/20-27 10ステージ) 前売り3000当日3300
原案・構成・演出：石川雄三 照明：関口祐二 音場制御：江村桂吾
空間美術：福田玲子、里陽子、高村まどか
出演：池野一広、佐藤美紀、古郡大輔、長谷川純子、山崎美千代、石山雄三 他
1993/9/26(日)8:00-9:15PM 晴れ 客９０％入り？
楽しい。カッコイイ。でも、おんなじリズムじゃ、ねこ睡眠。うとうと。
会場。コの字型の迷路を通って、舞台へ。黄色舞技團２ですか。わくわく。
コンクリ−トくずがジャリジャリ。両脇５０ｃｍおきに赤ランプ。途中脇に、白々
と明るい下向き螺旋階段。人間、明るいほうにポジティブな時間のながれを感じる
。ねこ、降りたい気持ち。おっと、いけねえやっ。わなだぜ。ひやひや。
舞台。中央に鉄棒で組んだ柱、２本。コの字、２階建てパイプのボックスが客席。
椅子なし。うわさどおりのスタンディング。この前のＤＵＭＢ ＴＹＰＥみたいな
会場。低音ドコドコ。エア−がシュ、ギャ。耳痛いよ。
舞踏。初見。前衛には違いないけど、基本はポップ。音楽もそうだね。の楽しめる
ダンス。でも、中途から「思考の節約化」の沼に沈むねこ。おもいのほかの統制と
反復に、「もうわかりました」と言う脳と体。ねむくなる。うつらつら。
まず、ひとしきり、定式のないダンス。オブジェのロ−プウェイがよろよろ走る。
次、二人でミラ−・イメ−ジとなる。途中から、女の子も。細かな動きがかわいい
。うきうき。で、またラジカルなダンス。あとは、台車にのったシャボン玉お姉さ
ん静かに登場。照明がダ−クに＋一条レ−ザ−、まぶしい。床には、ＴＶ付きラジ
コン車が右往左往。また、ラジカルに。ダ−ツを投げたり。天井から落下物。２階
によじ登るなど。で、激しく踊っておしまい。具体的に言えないけど、調和と解体
のくり返しというか、そういう印象のダンス。
やまぬ音楽。帰って良いものか、キョロキョロするお客が面白い。
面白かったけど、どっか観たような気も。ちと、もの足らない。ダンサ−もこれ
といった人は見当たらなかったし。いっそ、客を挑発、追いまわして、右往左往
させるのがいいかも。えっ、それはもうＮｅｓｔじゃない？。う−ん。
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