にんじんボーン「こ･と･ぶ･き」'95
＠ 三鷹市芸術文化センタ(風?のホール)（1995/12/16,17 4ステージ）前売、当日2000
作・演出：宮本勝行
1995/12/16(土)3:10-5:20PM 晴 ２列めより 客席７割（170人)
てくてく駅から20分。バスなら５分？。風寒い。昔よかすっきりしたか三鷹商店
街。中庭挟んでホール中、小とロビー建物。ぴっかぴか。中庭には、彩りタイル
やオブジェ。ロビーは長広。白木とうす紫の配色、○。ホール名、風と星。メル
ヘンしてる。
さて。小ホール。キャパ２５０。幅広、奥でも舞台近し。クロークと売店あり。
この規模で珍し。コート預けるねこ。トイレは普通。客層。ご近所の方々ちら
ほら。劇中。遅れてきた親子ずれ。子ども二人がはしゃぎながら乱入。後小康。
（親が連れ出した？） 子どもはばか。お客は迷惑。お母さんはお気の毒なり。
昨年12月（12/22-25サンモール）初演。「僕調」分裂後、宮本勝行が起こしたこ
のユニットの第一回公演でした。７時間ぽちで本書いたんだって（パンフより）
お話。クリスマス。子どもに人形劇を見せるため、ボーイズ、ガールズスカウト
達が集まったが・・。お客期待通り、あーだこーだでめちゃになるけど、なんか
いいお話だったねというもの。
可笑しい。長いのがちと△。出鱈目だけど、メタフィクションな芝居てえの。小
劇場、新劇芝居とか、軽々と馬鹿やって評して遊んでる印象。台詞と演ずる役者
が生きてて、演技のやり取り、○。楽しい。あけすけ、とげとげ会話もばしばし
けど、いやな気持ちになんないのが不思議。雪とかで騙されたか？ねこ。まあい
いか。初演はもっといじめあり。演出役の子だったか。つばを手にはかれて、こ
れが１００円。コーヒー買ってこいとか言われてた。その子、今年は恋人もいて
、さしていじめなし。よかったね。三鷹ご近所バージョンのせいか。なんなのか
しら。
役者。山口さんは、怪演・見本市。宮本さんは、自在な英才。演出役の子が固い
のは、それこそ演出なのか。たたへぼいのか。
パンフ、３００円。写真も文章もありあり。お買い得。いままでの上演作に宮本
さん、自己コメントあり。太宰の短編をモチーフにした名作「す･ま･い･る」（
7月駅前劇場）。再演、または続編を創らないと気持ちが収まらないとか。楽しみ
楽しみ。
|