蜷川幸雄演出 ポイント東京Ｐ「夏の夜の夢」
＠新大久保・パナソニックグローブ座 (1996/8/8-28 27ステージ）
S(1,2F)8000 A(3F)5000 B(3F)3000
作：W.シェイクスピア 訳：小田島雄志 演出：蜷川幸雄 音楽：宇崎竜童
編曲：関谷聡、太田蕃 音響：井上正弘 照明：原田保 装置：中越司
衣装：小峰リリー 振付：前田清実、花柳輔太郎、林 永彪
出演：
シーシェイス、オーベロン：瑳川哲朗 ヒポリタ、タイテーニア：白石加代子
ハーミア：つみきみほ フィロストレート、パック：松田洋治
ラインサンダー：大石継太 ヘレナ：山下裕子
ディミートリアス：大沢タカオ
パック：林 永彪（リンヨンピョウ Yungbiau LIN） イージアス：瀬下和久 他
1996/8/13(火)2:00-4:45PM(休憩20) 曇 １Ｆ前方より 客席8割(600人)
初演、'96-6（ベニサンピット）。昨年の英国公演を経ての再演。
当日券。開演1時間前から。この回は、1Fを主(8割)に40枚ほど(3Fは両袖若干）
販売時で30人ほどの列。3Fから俯瞰するのも、一興と思うねこ。
舞台。お寺の石庭。白砂と岩石。ベニサンでは舞台より上に客席、今回は逆。
高さは実感できるけど、広がり感△。後方で見た方がいいのかしら。
美しいピクチャーショー。降る砂の柱は、森の木漏れ日、いやさ天上からの光。
拝みたくなる神々しさもあり。降る鮮やかな花の紅と、透明な森の蒼。奇麗。
ホールのタッパが活きて○。気持ち良くて、うとうと午睡ねこ。
初演より、いっそう可愛げのある人物達。表情豊かで○。妖精のいたずら好き
そな笑み。恋に生きちゃってる若者達。微笑みねこ。林 永彪の切れのいいパ
ック、白石加代子の豪快なタイテーニアが、とりわけ舞台を生きづかせて◎。
原作を超えたリアルな夏夢と思うねこ。
職人達の滑稽さには、ちと鼻白む。達者で巧いんだけど、べたで好みじゃない
もう少し場面が短いと、すっきり観れて助かるねこ。 ［月間一覧］
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