猫のホテル「ノエル〜悪魔のようなあいつ」
＠下北沢 ザ・スズナリ(1998/9/11-15 6ステージ) 全自由前売り2500当日2800
作・演出：千葉雅子
出演：中村まこと、市川しんぺー、森田ガンツ、池田鉄洋、佐藤真弓、千葉雅子、
いけだしん、村上航、戸村麻衣子、菅原永二、光瀬指絵
ゲスト：9／11今林久弥 9／13S エッヘ
1998/9/13(日)晴れ 2:05-3:40PM 最前列から 客席９割（120人）
客層：20才代中心。こういうのが受けるのか、と終演後に初老ご夫婦の会話あり。
客入れ：特に誘導無し。携帯注意はガンツの猫なで声で、場内からやや笑い。
舞台。前方円形に張り出した床、周囲は高低の柱が林立。土気色一色。
お話（些末略）原発ジプシーのカズマ（光瀬→菅原）は養子先家族の偽善な生温さ
に我慢できず、文きりに不良化、施設へ。一方、父親を失い、ひねた淋しい娘状態
だったトキエ（佐藤）は技術者・平岡（中村）とラブラブ結婚。それもつかの間、
夫の浮気に切れて相手半殺し。悪びれないトキエに相手家族激昂。そんな女と少年
は発電所内で出会い、感ずるとこあって、いいんだかなんだかな同棲を始めたが。
めちゃで面白い。照れ笑い付のアナーキーさ○。日活不良映画パロ路線を通過して
ロックミュージカルやら、生活に必要のない過剰な動きやら、やりたい放題一層。
調子コキまくり、飛ばしまくる、お話に無関係関係問わずの役者芝居が楽しい。ラ
スト20分、何考えてるか？、鬱積・元エリート役中村まことの不気味なキレ具合が
○。お話のほうもこれほどになればいいのになあ。
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