野田地図スペシャルステージ「２００１人芝居」（にせんひとりしばい）
＠青山 スパイラルホール(2001/2/3-28 31ステージ）追加公演2/18S、2/25S
全席指定 前売り当日とも6,000円
作・演出：野田秀樹 美術・衣裳：日比野克彦 照明：小川幾雄
選曲・効果：高都幸男 舞台監督：廣田 進 プロデューサー：北村明子
演出補：高都幸男 美術助手：升平香織 音響操作：近藤達史
演出助手：小柳菜穂子 映像：奥 秀太郎 アニメーション：稲森栄敬、大竹信行
宣伝美術：後藤徹、横山文敬 制作：西村聖子ほか
出演：
野田秀樹
2001/2/4(日)晴 2:05-3:20PM(1'15) 中央通路前より 客席超満員(300人)
客層：とりどり老若男女。20-30才代中心、おじさんも結構。
客入れ：座席配置。20×15列＝300弱席。概ね番号順も変則的。ひらがなと英字の
2列は当日券席？（通路前１列と後方若干が当日券用席。前日10AMに電話予約して
整理券もらい。意外にとりやすくて拍子抜けとの声も。番号順に空いてる中から
好きな席を選べるとのこと（ぴあ独占販売のメリットなり）。なんか、前売りよりいい
じゃん。）
前方8列は平床、後方は雛壇。高めの舞台、千鳥配置席で巨人が前にこなければ
、概ね見やすし。立ち見客、前方壁際8人(後方不明）。
折り込みパンフ。文庫本を二回り小サイズ、折り畳み式。今回のねらい、稽古場
日誌掲載。写真いっぱい。みた後で開けた方がいいかも。
物販。携帯ストラップ(500円）、Ｔシャツ(2,500円）、ポスターほか。
意外にも初・一人芝居。野放しにしていのか野田秀樹、な期待と不安の内に。
舞台。素舞台、両袖に垂れ幕をおいて中央ステージ。後方にスクリーンだけ。
モニタ並べるのかと思ってたねこ、シンプルさにほよよ。
お話。有為転変の人生をおくる人たち。それはまるでＴＶなドラマなよう。ここに
一つの精神疾患・メディア中毒。ある患者を例にいかにしてそうなったのかを説明
してく。そして、ごく近い未来も。
もうやりたい放題、野放しに芝居しまくる野猿状態。もう俺様を誰にも停められ
ないぜ、爆走機関車っ。危惧されたように、アバレハッチャクしてて、楽しいねこ。
パロもてんこ盛りの映像との絡みも、七転八倒に愉快。やり放しにどさくさなのも
○（ねたばれなんでねた略）。最初はどーなるかと思えど、後半はそれだけじゃねえ
と、仮想リアルメディアに激。毒ガスもある、演劇的古館伊知郎状態。溢れる
情報量の逝く末を、憂いをもって描き、ふーん。
ともかく、七色ミラクルボイス。いつものな、ぇ？！な、かわいいな。ともかく
ヒゲ三昧。夢に見そう。お下げ髪もオプションして、妙にかわいいなとか。演技の
切れの良さ、心地よし。おとぼけから一転、深閑する転換の立ち上がりの良さとか。
後半キャラのきりり決まった黒衣装も○。
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