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＠高円寺 明石スタジオ(2001/12/14-15 2ステージ)
http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Studio/4403/
「Nの館」前売・当日共 1000円
「コウエンデ」「Nの館」セット券 3500円
作・演出：高井浩子、永井秀樹 照明：菊地庸子
音響：中平美紀［ルネサンスデザイニング］ 舞台美術：大津英輔
宣伝美術：清水ツユコ 制作：東京タンバリン、渡部音子ほか
出演：
永井秀樹：逃げるＮ、大声のＮ、笑うＮ、椿三十郎
野間口徹：中村君
横畠愛希子：智恵子
足立道彦、野間口徹、村瀬香奈：裏ダンサーズ
2001/12/15（土)晴れ 5:10-5:50PM(40) 最前方より 客席ほぼ満員（90人)
客層：老若男女。ラッパ屋、動物電気ほか小劇場役者ちらほら。
客入れ：開演10分前まで劇場外で待ち。番号を呼んで入場。誘導は特になし。
東京タンバリンと通しの客は、そのまま荷物預かりしてくれて親切。床芝居が
結構あるので前方のが○。開演5分前に、素人Ｎからの携帯注意あり。
折り込みパンフ。Ａ５ 2ページ。あいさつとスタッフ、キャスト。次回公演。
一人芝居は2年後とか。物販なし。
青年団 永井秀樹 不定期一人芝居シリーズ第二弾。
舞台。東京タンバリン公演と一緒、いちょうの木のある公園。
お話。人物キャラ芝居、オムニバス。ふとしたことで犯罪者、一生逃げまくる男
（逃げるＮ）。頭のねじがゆるんでる、寂しいおっちゃん（大声のＮ）。喪服の
男、笑いが止まらないが？（笑うＮ）じじいの回想、若き日の恋と友人（椿三四郎）
顔を真っ赤にしたり、顎をのばしたり、青年ギャグマンガキャラにて。シリアス顔
でこまってる人、はまってる人ら、傍目に変な人物ばかり。モノローグに状況を
語る芝居の手法が実は癖であったりとか、逆手にとって人物描写。情けないとほほ
加減に笑っちゃうねこ。ブラック、シニカルだけど悪い気しない、スラップスティ
ック味が○。
主な内容
・チャコールグレーのスーツ男。いかにもやり手。徹夜明け、公園でクールダウン。
でもホットコーヒーをスラックスにこぼしてあつー。誰もいないとパンツ一丁。を
ジョギング中の女性にみられ、取り繕う内にはずみでレイプ行為。徹夜明けで起って
たし。しかも中だしで。なだめる口がいつしか脅迫口調、逃げようとする女が転んで
、過失致死？！。血が一杯、真っ赤だよー。警備員がきて、逃げるけど方向音痴にまた
もどってきちゃう。
・パーカーに野球帽、眼鏡のじじい。１＋１＝２を証明してみろと、大きな声で独り言。
病院に16年いても直らなかった、いかれた脳味噌は一生治らないって、いわれましたよ。
敬語で怒り始め。
・ネクタイなし、スーツの逃げる男。あれから20年。逃げおおせて、冥福を祈るあの公園。
あのときの女の娘？が。独り言をいう癖から自分が犯人とばれてしまう。短刀をだし、
自分を殺そうとするのかと思いきや、娘は自殺。血が一杯だよー。はずみで通りかか
った警備員を殺してしまい。罪がでっかい利子をつけて戻ってきたあ。
・喪服。葬儀帰りか、紙袋をもった男。たまらんと、はいつくばって笑い。紙袋から
手紙を取り出して、神妙顔。緑の手袋にまた真顔。また笑いはじめ。
・さらに20年。逃げる男はすでにじじい。また公園にもどってきてしまう。失踪した
捜査員は50人、冥福を祈る。ここに来たくなかったか、いやこれは意志。しかし、なぜ
公園？出会い系？。警備員の娘らしい女性が。なぜか娘から同棲の申し込みをされ。
希望、若い血が入ってきて、体持ちこたえられず。薄れる意識の中、娘の声。ひっか
かったわね。女に操られる人生にとどめか。いやしかし、これで満足かも（暗転。なんか
ちがうっちゅーの声。）
・ダンスする三人。東京タンバリンの公演シーンをくすり笑いの別役者で。
・じじい、銀杏拾い。直接口にいれんなよ。出して、まあよかろう。やつと待ち合わせ。
若い頃、自分の彼女に横恋慕。騙して迫ろうとした中村君だ。