猫のホテル「キャノンボール・ハイ」
＠下北沢 ザ・スズナリ（2002/7/10-17 12ステージ）
http://www.honda-geki.com/suzunari.html
全指定 前売り2900円 当日3400円
作・演出：千葉雅子 舞台監督：宇野圭一＋至福団 照明：倉本泰史[A.P.S]
音響：加藤 温 舞台美術：中村裕幸、斉田創「突貫屋］
舞台：川上大二郎 演出助手：相田剛志 衣装：木村猛志[A.C.T]
小道具：大川真由美［至福団］ 宣伝美術：犬川ヒロ 制作：那須みちの
出演：
市川しんぺー ：きたみゆうじ（小狡い悪党。現拘留中）
小林健一［動物電気］：わきさかひろみち（その「ファン」）
中村まこと：三枝（街金社長）、三島（看守）
池田鉄洋 ：克美（野球選手）、津島（看守）
森田ガンツ：柳（克美のマネージャ）、黒部（レストラン店主）
佐藤真弓 ：リエ（街金社員）、水戸（看守）
いけだしん：森川（街金社員）、ゴメス（黒部の店ウェイター）
岩本靖輝 ：竹井（街金新入社員）、梅田
菅原永二 ：玉村（わきさかのオタク友達）、青田
千葉雅子 ：シズコ（きたみ・元妻）、奥田
猫背 椿[大人計画] ；キャッツアイ
村上航は家庭の事情で休演。
2002/7/13(土)晴れ 3:10-4:55PM(1'45) 中段より 客席超満員(210？人)
客層：20才代中心、女性過半数。
客入れ：整理番号順になんとなく並ばせ、10番ごと呼び出して入場。傘とも荷物預かり
あり。場内誘導随時。中程に通路もうけず、空きあるも詰め強制はなし。前後間隔が
狭いので、中に入るのはちょっと大変。開演前携帯注意は、ますます凝り性なお楽しみ。
折り込みパンフ。B5 4ページ。12年間いろいろやった思い出、今回のエチュードの
こととか。配役、スタッフ、やたら多い役者の予定掲載。次回。10月プロデュース公演
12月年越し公演。
舞台。スパイダースマンな朱格子柄のパース壁が両袖、正面。正面には中二階設え。
お話。嵌められてサイコ犯罪の囚人。彼に焦がれる「ファン」を操り、真犯人探索。
ファン魂で「利害関係」な人々にアポなし調査するが…。同名映画と内容関係なし。
過ぎたるは及ばざるがごとしな、愛すべきおバカキャラで通底つうことかしら。
キテル人達の偏愛、を濃い役者で醸して体現。過剰すぎてバカ哀しい演技が今回も
好き好き素敵。謎めきに引っ張るミステリー仕立て。マニアックな束縛愛、そのなれ
の果てを描いてく。むむむと引っ張るも、拍子抜けにさらり。役者の濃度、祭りな
狂態に比べて、さらさらと薄口な展開が物足りないねこ。いつもながら、もったい
ないとも思い。
役者。市川しんぺー。じっとりと小悪党好演。小林健一。狂気、体力任せ。千葉雅子
どうしようもない男趣味ぶりがどうしようもなくて○。池田鉄洋。醸して無駄にムーディ。
いつもながらのいい感じ。佐藤、ガンツ。控えめに脇に徹して、欲求不満ねこ
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