＠南阿佐ヶ谷 アートスペースプロット(2002/11/3-4 3ステージ)
全自由 チラシ・ＤＭ持参1500円 当日1800円
作・演出：水谷圭一 照明：増田純一 音響：菅谷和美 舞台美術：仁平祐也
衣装：春木木実 小道具：河野英里 宣伝美術：来ケシノ 舞台監督：佐伯さち子
効果音製作：千田康宏 制作：小林篤、堀口聡
出演：
小林 篤 ：肉林マリオ
堀口 聡 ：餅山
佐伯さち子：揉木貞女
村井亮介 ：グラサン先輩
春木木実 ：女神
河野英里 ：貞女Ｈ
水谷圭一 ：（グラサン）後輩
2002/11/4(月祝）晴 5:40-6:44PM（1'04) 前方より 客席６割（40人）
客層：20才代男女、女性過半数。学生？ぽい人多数。時々おじさん。
客入れ：開場５分押し、劇場入口（引き戸とカーテン）を閉め切り、戸外で待たされて
なんか淋しいねこ（そういう劇場なんだけど）。チラシ、プリントアウト角をカット
して半券替わり。荷物預かりあり。ゆったり間隔をおいた桟敷２列、ベンチ３列。
桟敷は数人のみでまったり（初日はキャパ以上のお客が詰めかけ、開演２０分押し
だったとか）。場内誘導特になし、携帯注意あり。アンケート、感想でなく「ダメ
だし」とあるのにくすり笑いねこ。折り込みパンフ。Ａ４一枚。配役、スタッフ、
挨拶（有名人に会った感想）掲載。人材応募が紙面の半分を占め。大変みたいね。
物販なし。
ごく一部の演劇ファンが好き好き宣言してる劇団。好奇心にいったねこ。
舞台。学芸会寸劇舞台風チープさ。砂地に草草模し。上手に土手、下手に池。
お話。九州博多のニキビ中学生マリオ、親友・餅山からもらうクレアラシル。不良の
グラサン先輩の舎弟になんか流れでなった餅山。男を上げてこい命令に、自分の舎弟
になれとマリオに迫り。クレアラシルが池に落ちる前に掴まえられなかったらと勝負
落としてがっかりしてるところに、池から女神。落としたのはこれか？と、お徳用
クレアラシル。正直に答えると、褒美にお徳用もらい。すごい、でも舎弟かよお…。
学校に転校生の眼鏡っ子・貞女。眼鏡を取ると、美少女でパターンにびっくり。
マリオと仲良しに。眼鏡を池に落としちゃう、正直に答えてスーパー眼鏡もらい。
なんでも見えるようになった貞女、餅山に隷属するマリオの情けなさがさらに嫌に。
キスを迫るマリオ、好きだけど嫌。恋の悩みを女神に相談して、大人な答えもらい、
でも、どうするよ。一方、キスをさせてもらえない肉体の門、もんもんのマリオ。
男になっちょる、みとれと暴走。グラサン先輩のグラサンを奪い、まぶしい目つぶし
攻撃。先輩を池に落として、してやったり。正直に答えると、いい子なグラサン後輩
をもらい。大成功。
形勢逆転、後ろ盾がなくなった餅山に隷属迫るマリオ。喧嘩の果て、池に落とされ
ちゃう貞女、恨んでやるーの言葉残し。女神に正直に答えて、エッチな貞女Ｈもらい
これには餅山も憤り、舎弟の身で意見。思わずナイフ（おもちゃだけど）で貞女Ｈ
を刺したりで意見。貞女、女の意地からか、池から復活。貞女×貞女Ｈ、マリオを
巡って、恋の相撲勝負。友情芽生えて、２人仲良し。恋に破れた貞女Ｈ、彼女を慕う
グラサン後輩と池に帰り。クレアラシルも忘れずに。全て元通り、よかったね。
紋きりの、昔の青春もの漫画を今に見る面白さ。ムーディな番長、熱い男子とも純情
ばか。クールでさばけた女子との取り合わせは、脱力基調のぼけとつっこみ。確信犯
（天然かも）にへなちょこ、棒読み大根役者演技。無為な間、佇まいにすかした面白
さあり。年１公演とか。もうすこし観たいなと思うねこ。
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