＠下北沢 本多劇場(2008/5/1-11 13ステージ)
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全指定 前売4600円 当日4900円
＠新潟 りゅーとぴあ（新潟市民芸術文化会館・劇場） 5/14 1ステージ
作・演出：千葉雅子
舞台監督：宇野圭一+至福団 舞台美術：秋山光洋 照明：斎藤真一郎(A.P.S.)
音響：山本能久（エスイーシステム） 衣裳：松本夏記（ミシンロックス）
殺陣指導：前田悟（アクションクラブ） 振付：井手茂太（イデビアン・クルー）
演出助手：則岡正昭
宣伝美術：中田亘哉 宣伝写真：引地信彦 題字：俊晶子
宣伝ヘアメイク：岸田直子 宣伝イラスト：犬川ヒロ 制作：那須みちの
協力：アクションクラブ 製作：（株）ビサイド、猫のホテル
出演：
中村まこと ：柳田宗則（映画監督 多作ノンジャンル ノンポリ ヒロポン中毒）
池田鉄洋 ：片倉平造（映画監督 多作社会派 ノンポリ）
市川しんぺー：丹羽慎也（脚本家 中道路線)
菅原永二 ：若竹弘和（映画監督 共産党員）
森田ガンツ ：秋野将彦（映画監督見習い 元大部屋俳優）、進駐軍通訳
前田悟[アクションクラブ]：仙田金太郎（俳優？殺陣師？）
佐藤真弓 ：森川花恵（スター女優）
村上航 ：増田洋二郎（スター男優）
岩本靖輝 ：谷良治（撮影所所長）
いけだしん ：Ｒ・キンバリー（進駐軍ＣＩＥ将校）
2008/5/1(木)晴 7:05-9:11PM（2'03）中段中央 客席7割(250人)
客層：20-30才代中心、女性7，8割。小劇場役者ちらほら。
客入れ：後方とサイドに空席。なお、当日券はWEB予約可能。客入れ時の寸劇はなし。
折り込みチラシ極厚 輪ゴム止め。パンフ A5 4ページ 厚手上質紙使用。挨拶、
用語集、スタッフ、予定。次回公演。来年夏。11月 表現・さわやか＠駅前劇場。
カーテンコール2回3分。熱心な拍手続き。
ＴＶや他の中規模舞台客演に引っ張りだこのメンバー、年一集合公演。
舞台。都美術館戸外のインステレーションな趣。ずっしりとした一枚岩の張り出し
舞台、△▽の巨大な柱が両脇、家並みなど仕切りとして、横向き△を吊り下ろし。
お話。戦後まもない、東宝撮影所。生活と創造の権利を守るため、国家と闘わざるを
得なくなった男達の群像劇。
ぱきっと決めて、ちゃっかり遊ぶ。冗漫なキャラ芝居の面白みはそのまま、物語に
ぐっと比重をおいた意欲作。狂騒の展開にすっと意気ある男芝居で筋を通し、悲惨な
結末も爽快ねこ。中村まこと、池田鉄洋のアニキキャラのみならず、市川しんぺー、
森田ガンツらも実のあるところを見せ。
ハードな本編には無駄な芝居とか、村上航、いけだしんの変化キャラ芝居とか笑いを
まぶして面白く。変わらぬ面白がりぶりには、愛情を感じるねこ。
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