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＠渋谷 青山円形劇場(2010/2/12-24 21ステージ)
http://www.aoyama.org/
全指定 前売・当日7000円
原作：舞城王太郎 劇作：竹内佑[デス電所] 演出：河原雅彦
舞台監督：津江健太＋至福団 演出部：埋橋真理、金子晴美、棚瀬巧、今井絵理
美術：片平圭衣子 照明：佐藤啓 音響：中村嘉宏 音楽：和田俊輔
映像：ムーチョ村松 衣裳：神波憲人 演出助手：大堀光威 舞台監修：福澤諭志
大道具：伊藤清次 制作進行：牛山晃一、川辺美代、若林まどか
宣伝美術：高橋朋子 宣伝写真：mika 宣伝ヘアメイク：久保田裕子
票券：風間ひとみ プロダクションスタッフ：伊藤宏実 企画：山田雅子
アソシエイト・プロデューサー：高橋麗 プロデューサー：松田誠、山田雅子
制作：ネルケプランニング 主催：アスミック・エース エンタテインメント、
ネルケプランニング、講談社
出演：
河原雅彦(板尾創路 降板新配役)：小山(キャプテン)
溝端淳平 ：酒井(イケメン)
森崎博之[TEAM NACS]：井頭(運が悪い)
鈴木浩介 ：大塚
加藤啓[拙者ムニエル]：愛媛川
市川しんペー[猫のホテル]：安達(マスコット)
ほか、何が出るかお楽しみな袋とじキャスト
2010/2/13(土)小雨 1:05-2:54PM(1'46)上手側ブロック 客席ほぼ満員(300?人)
客層：20-30才代中心、女性8割。
客入れ：当日券あり、詳細不明。半ブロックを通路にしてほぼ完全円形客席。
折り込みチラシそれなり。パンフなし。物販。パンフ □22cm 39ページ 1500円。
舞城王太郎書き下ろし短編。出演者リレー対談。舞城王太郎著作紹介。袋とじページ
あり。カーテンコール2回2分 その後も1分超、熱心な拍手が続き。
舞城王太郎の書き下ろしを映画と舞台にする企画。モチーフは同じも物語は別という
から、一粒で二度美味しいところ。
舞台。完全円形の緩く土手状。ほとんどの場面で俳優は首から上だけ出して演技。
時折、舞台全体が回転して見える角度替えサービス。
お話。首から下が動けない＝生き埋めにされた男達。仲間に暴力を働いた男を懲ら
しめるための埋めたのが、気がつけば自分たちまで埋められる始末。一体誰が…。
バカらしい遊びがリアルな恐怖に変わる。みんなで決めたことが理不尽に実行される
とか、むむむなモダンホラー。
奇妙もかっちりした物語、悪気も気が利いた演出◎。虚構が現実浸食とか、荒唐無稽
な設定もかっちり筋道だって造り込まれ。真相がモザイクが晴れる、覗くよにちょい
出しに現れ。異常に制限された状況での現れが、くすぐられるようで面白くみるねこ。
切実な状況の会話は切実も滑稽で、笑いがぼんぼん勃発。役者達のリアルな大変さ
加減もあって一層に。終盤、真相を握るキャラ登場にはびっくり、ドキドキケラケラ
と終始楽しむねこ。
役者。リーダ役、河原雅彦。はまるコメント演技、間の良さ◎。溝端淳平君。かっち
り困ったキャラを演じて好感。
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