off-Nibroll展示＠深川東京モダン館へ。夕方のせいか、観覧者1，2人。
展示は2階。 今日のレンガ倉庫。浜風が寒いよ。
＠みなとみらい 横浜赤レンガ倉庫1号館3Fホール(2010/3/5-7 4ステージ)
http://www.yokohama-akarenga.jp/hall_space/calendar1003.html
全自由(整理番号付） 前売3000円 学生2500円 当日3500円
振付・演出：矢内原美邦 映像：高橋啓祐 衣装：矢内原充志
楽曲提供：スカンク、阿部海太郎 照明：森規幸 音響：稲荷森建
舞台監督：原口佳子、小野哲史 宣伝美術：岡本健＋ 制作：precog
主催：ニブロール、横浜赤レンガ倉庫1号館（公益財団法人横浜市芸術文化振興財団）
助成：芸術文化振興基金、(財)セゾン文化財団
出演：
カスヤマリコ、陽茂弥、橋本規靖、小山衣美、絹川明奈、永井美里
2010/3/6(土)曇 8:05-9:07PM(1'01)前方中央 客席ほぼ満員(170人)
客層：20才代女性中心に幅広く、女性過半数。
客入れ：整理番号20番づつ入場。開場時で20，30人。ひな壇に椅子席8列の通常席。
折り込みチラシそれなり。パンフ A4 3ページ。長めの挨拶、プロフィール、予定。
7/2-11 ミクニヤナイハラプロジェクト「幸福オンザ道路」＠ＳＴスポット。
12/10-12 あうるすぽっとチェーホフフェスティバル2010「矢内原美邦 『桜の園〜
いちご新聞から〜』」＠あうるすぽっと。また、劇中使用テキストのカード11葉を
ロビー置き。 物販。DVD「五人姉妹」新発売、Tシャツ、バックほか。
カーテンコール2回1分。
舞台。会場の赤いレンガ壁、左右の機械類をむき出してみせ。中央に大きく平台。
前半、ブラウン管モニタが下手奥に2台、上手1台。後半、モニタを脇に撤去。
構成。前後半に別れ。
・パッチワーク衣裳、花を持った男女5人入場。男2、女1。モニタをみて驚愕、
恐れおののく表情。女3は背景で勝手。ロボキャラが飛び降り自殺めいた映像が
ループ。女3の内1人がダウン。駆けて倒れる。
・矩形照明の中、男女デュオ、バトルめき。
・女4、人型の白い人形を投げる。ローズピンクの明かり一面。モニタを見て男１は
息を呑む。モニタにテキスト・物語について問答投影。女4、男2忙しく小走り。
ユニゾンで振りかぶる、ミラーな対対称な動き。女２絶叫、男１倒れる。恐れ
おののく、互いにこづき始める。ダンサー達でモニタを撤去はじめ。やられまくり
の男１は反撃、相手の女は倒れたまま。復帰？して、男は去り、しばしソロ。
恐れ、うつむき、目を隠す仕草。暗転。
・矢内原美邦ソロ。黒ずくめ衣裳。ラブミーテンダー♪。引き寄せる仕草。
・一面の黒布の中に入り、波と沸き立つ。矢内原残り、居残った女は逃げる。
・黒服の女２、刺すよとナイフだし。世界の災禍、被差別ニュースが次々アナウンス
佇み、崩れる。熊にあったときの方法 についてアナウンス。上体振る。女と握手
して逃げる男。静かに黙って逃げるしかないとアナウンス。
・白いシャケを咥えた木彫り熊人形をいくつか配置。男１死亡。女がかわるがわる
登場。介抱しあう人達。矢内原、激しく上体を振る。木彫り熊の脇に死体累々。
・小競り合い。熊撤去。手を前にして、威嚇するように動き。矢内原、激しく上体を
振る。靴を脱いで舞台を捌ける。靴が黒い布の波頭に飲まれ、残る。無人。
残酷な世界にある、私たちのありさまをみせる今回。近年の怒濤の映像はなく、補足
する程度。前半は恐れ戦く人達のループ、後半は無気味な静寂の中での犠牲と救済の
情景。高速で激しいやり取り、痛々しく震える動きは残しながら、そんな状況と
パフォーマーを見せていく。今にある人生と、テーマは同じくして、趣が違う
「途上」を興味深くみるねこ。
off-Nibroll展示＠深川東京モダン館へ。夕方のせいか、観覧者1，2人。
展示は2階。 今日のレンガ倉庫。浜風が寒いよ。
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