＠池袋 東京芸術劇場小ホール1(2010/9/5-28 33ステージ)
http://www.geigeki.jp/
全指定 一般7500円 サイドシート4000円(25歳以下2000円) 高校生割引1000円
作・演出：野田秀樹 美術：堀尾幸男 照明：小川幾雄 選曲・効果：高都幸男
衣装：ひびのこづえ ヘアメイク：宮森隆行 舞台監督：谷澤拓巳
プロデューサー：鈴木弘之 演出助手：黒瀧保士 宣伝美術：後藤徹、横山文啓
パンフレット 写真：篠山紀信 提携：東京芸術劇場
主催・企画・製作：NODA・MAP
出演：
中村勘三郎：父
野田秀樹 ：母
黒木華(wキャスト 太田緑ロランス)：娘
2010/9/10(金)曇 7:03-8:17PM(1'13)下手最前方 客席満員(370人)
客層：女性7割。大人に交じって時々学生。学生、記念写真で軽く盛り上がり。
客入れ：当日券全日あるそう。学生席は安いし、いいことなり。上手側の舞台をＬ
囲み席・5，6列。その後方に通常ひな壇席8列。軽くメッカ状態。折り込みチラシ少々
パンフなし。 物販。パンフ A5 36ページ 600円。勘三郎×秀樹 長話収録。
手拭い1000円。 カーテンコール3回 1分。
信じることを問う、キャラクターに続く三部作 その２。娘役・Aキャスト。
舞台。七色ストライプ壁の歪んだ形リビング。下手に玄関ドア、中央に2階階段と
上に天井、下手にベンチ。
お話。その家の飼い犬が急病。もともと留守番役のアミューズメントパークを
偏愛する能楽師の父は、イベントへ行きたくてしょうがない。ファストフードを
過剰に愛する娘、アイドル系を偏愛する母も同様。ばらばらの家族は出し抜こうと
するあまり、自分を罠にはめてしまう。
野田版ブラックコメディ。マシンガントークを3人で打ちまくりのけんか芝居。
丁々発止のやりとり、互いに足をひっぱりあう体たらくに、場内笑い絶えず。
やり過ぎたあまり、単純で重大な過ちにいたる後半がぞっとしない、がそれはそれで
黒い笑いを生み。娘役の現役女子大生･黒木華さん。ふわりと柔らかいムード。
クールな太田緑ロランス＠青年団と真逆のWキャストなのが面白いねこ。
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