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＠下北沢 「劇」小劇場(2011/1/26-31 8ステージ)
http://www.honda-geki.com/gekisyogekijo.html
全自由 早割 前売2500円 予約2800円 当日3000円
作：北村耕治 演出：澤 唯[サマカト]美術：袴田長武[ハカマ団] 照明：南出良治
音響：齋藤瑠美子 舞台監督：田中新一[東京メザマシ団] 衣裳：速水由樹
宣伝美術：土谷朋子[citron works] 制作：北村耕治 企画製作：猫の会
http://www.neconokai.org
出演：
佐藤達[劇団桃唄309] ：円(長男 作家志望)
川崎桜 ：稔(長女)
小川拓哉 ：護(次女 海外勤務)
浅野千鶴[味わい堂々] ：千夏(兄妹 友人)
野村沙月[のむらんぷ] ：香織(兄妹 友人 護の妻)
中村純壱郎[トノチョ’]：正宗(本屋主人)
徳元直子[劇団ぐるぐる牛]：慶子(その妻)
目黒大輔[TEAM JAPAN SPEC.]：宮下(円後輩 作家志望)
力武修一[劇団リケチカ] ：積木(出版社)
2011/1/27(木)晴 7:36-9:07PM(1'31)最前列より 客席満員(40人)
客層：20歳代中心、女性8、9割。
客入れ：整理券配布、開場時10人ほど。椅子5列。畳座敷なので前側、上手が見易し。
折り込みチラシそれなり。パンフ B5 3ページ。挨拶、配役、スタッフ。次回公演
12月上旬「河童夫人」＠劇場MOMO。カーテンコール1回。
初見。浅野千鶴さんを観に行く。
舞台。劇場の前後半分を使った畳座敷。上手が母屋、下手が玄関設定。大正昭和
モダンな漆喰壁に色ガラスの窓。座卓、壁際に小物置き、ダイヤル式電話とか。
お話。作家だった祖父が住み込んでいた旅館に、今もそのまま住んでいた孫兄妹。
作家志望でフリーターの長男を残して、みな独立。末っ子は作家になったが疎遠。
旅館が都市計画で取り壊されると聞き、反対運動らのため、兄妹と友人達が帰って
くる。
達者な現代口語 青春の蹉跌劇。変わらない居心地の良さ、変われない痛みを
ダメ男と取りまく優しい周囲の交流から描く。そんな人がそんな風にしている、
キャラ芝居。良く喋って賑わい、黙して抒情を示す テンポの良い会話。墜ちて
悪戯に沈めなく、引き上げる助けな明るさを置いて案配よし。際立った特徴、欠点
がないのが欠点かもなあとも。
役者。浅野千鶴。劇中台詞じゃないが、もちもちして美味しそう。長男作家の孤独
と重なっていく、微笑みの中の影ある表情が素敵。
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