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＠渋谷 アップリンク・ファクトリー（2011/08/13 1ステージ）
http://www.uplink.co.jp/factory/
全自由（1ドリンク付）予約1800円 当日2000円
主催：ナナ色 http://nanasyoku.jp/
2011/8/13(土)猛暑 7:15-9:45PM(75/休9/66)中段中央 客席超満員(90人)
客層：30歳代中心におじさんおばさんまで。女性過半数。小劇場演劇俳優2，3割。
客入れ：整理券配布 5番づつ呼び出し入場。舞台上桟敷1、高低差ある椅子9？列、
両側通路に補助椅子だし。チラシ少々 パンフなし。来年も実施とか。
ブルースカイ主演、監督作品を上映企画。わんさかとファンが集まり、主催者も驚く
大盛況。トークを挟みながら、どんどん上映。破天荒なシュールさ、脱力ぶりが
いちいち面白く、客席とも爆笑しきりねこ。終わった後の俳優コメント、ブルー
スカイの意外な応答にまた爆笑。計りしれないブルースカイの魅力を堪能しまくり
ねこ。役者としても裏切りの面白さで、カンフーアクション？での、メタボな腹を
出たり引っ込めたりの演技にまいっちんぐ。トークでは、何を言っているのかわから
ない、ともかく達成感がないで、全員一致。劇研時代からの奇行も聞けて、ますます
好きになったりするねこ。来年も行われるとか、楽しみねこ。
プログラム
・上映「市民ポリス69」（脚本：ブルースカイ）予告編
・ブルースカイ登場 宇多田ヒカル唄い。
客席から手拍子をいいことに結構歌いきり。その後のトークで人の話聞いてないし。
・上映「俺の黙示録」1-3話（脚本・監督：本田隆一）
4話（脚本・監督：ブルースカイ）
2009年のまま時間を止められたフォークシンガー、しらず超能力者との闘いに捲き
込まれてしまう。ブルースカイの演出プランが理解できなかったので、本田監督が
投げたという4話。 なぜか青春ドラマ風に始まるオープニング、一転スプラッタ
ホラー。村松さんの必殺技・ヒップホップダンス。さまざまな場所でこぼれた豆を
延々と拾い続ける修行。俳優曰く、どんどん心が地味になっていく、永遠に
やらされて気が狂いそうになったとか。
ブルースカイはもううらおぼえで、どうでもよさそう、こだわりがないからとか。
・トーク 「猫ニャーのブルースカイとは？」
池谷のぶえ、大堀浩一、ブルースカイ(一部)、村松利史（司会）
猫ニャー時代は、ともかく達成感がない、言っていることがわからない10年間
だった。劇研時代の誰も見ていないところでやっていたギャグ。ファンタジー色の
ある、いまよりわかりやすい作品を上演して、面白いと思っていた。
猫ニャーを結成。最初、田中ブルースカイと名乗ったが、田中さんと呼ばれるので
改名。動物やドラマ(トレンディドラマ、マトリックス）への執着がすごかった。
そんな芝居をしろという。動物はハムスター、山羊(馬の替わり）と共演。山羊に
鳴かれると、長台詞がいえなくなったとか。
演劇弁当で弁当屋になった訳。弁当屋をやって資金を稼ぐという話だったが、だれも
弁当屋はやりたくない。4人だけ劇団に残ることになり、池谷さんも最初は辞める
つもりだったとか。当時、別役実とブルースカイが対談していて、問答を紹介。
ブルースカイの弁当屋への転身のよくわからない訳に、別役氏はなるほどと納得。
また「イカ消しゴム」を、イカと消しゴムを並べた発想が凄いというブルースカイの
誤解。別役氏が懇切丁寧に説明したにも関わらず、まるでわかってないこととか。
休憩9分
・緋田・大堀・本田のビデオ制作CLUB ナナ色の紹介トーク
緋田康人、大堀こういち、本田隆一
上映「デリヘル・ドライバー」（監督：緋田康人）
・上映 新作「ブルースカイと仲良くなる方法」（監督:大堀こういち）
ブルースカイが酔っぱらいぎみで、反応が鈍くなっていて危ぐする一同。
作品は大堀さんとブルースカイの下北沢散歩。初デートの服装は奥田民生イメージ。
長すぎるショルダーベルトの鞄に笑い。思い出の店？とやらめぐり。劇場に行くとき
よるという公衆トイレを２カ所も紹介してどんなつもりなのか。
好きな女性と聞かれて、飲み会で誘うと家にくる女性と答え。ほとんど来た試しが
ないらしい。四畳半 風呂なしの家に住んでいること。最後に家にいるとなにもして
いないので、きてよかったと、切ない言葉でおしまい。
・上映 新作 ブルースカイ主演アクションドラマ「(タイトル失念）」
（脚本・監督：本田隆一）
殺人空手のエース・ブルースカイ。敵地への侵入計画を説明、わからない仲間
（村松）のため、間取りの模型をつくったりと肝心の計画説明が進まない。けんか越しに
なると、仲間は一斉に銃やナイフを、殺人空手で武装したブルースカイに向けて緊迫。
勝ち目ないの明々白々なのに。空手のポーズをとくと、せり出すメタボ腹芝居に爆笑。
・上演 新作「Cream」（脚本・監督：ブルースカイ)
タイトルまでが岩井俊二監督、あとはガイ・リッチー監督を目指したら合わなかった
とか。いかにも岩井監督なタイトルバックに笑い。
荒らされた家、兄が行方不明。妹（斉藤麻耶)の通報に現れた刑事２人。若手刑事は
お菓子を食べてばかり、かと思うとヒップホップダンスを踊りまくり。なぜか、妹君
と、次いで現れた刑事達を含め、順番に風呂に入ることになるが。
どうしてこの映画を撮ったかに、しばらく女の人とお風呂に入ってなかったからと
肩すかし発言して場内苦笑。ブルースカイ 愛情度上昇。
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