＠渋谷 はこぶね・劇団アトリエ(2012/2/10-26 20ステージ）
全自由 前売2500円 当日2800円
＠大阪 ロクソドンタブラック 5/2-6(予定)
作・演出・美術：タニノクロウ 構成：玉置潤一郎、山口由紀子、吉野万里雄
照明：阿部将之 音響：佐藤こうじ 特殊造形：小此木謙一郎（GaRP）
ヘアメイク：井上悠 宣伝美術：奥秋圭 舞台写真：杉能伸介
演出助手：森準人、仮屋浩太郎 制作助手：北澤芙美子、丸山立 制作：小野塚央
助成：芸術文化振興基金 企画：庭劇団ペニノ
協力：ハイレグタワー、青年団、ロクソドンタブラック
出演：
山田伊久磨[エッヘ]：次男
島田桃依[青年団]：豚の妖精
瀬口妙子：羊の妖精
飯田一期：長男
2012/2/13(月)曇 8:05-9:03PM(58)中段中央 客席超満員(32人)
客層：老若男女、洋の東西。女性過半数。
客入れ：4年前と同じ段取り。開演15分前に会場近くの指定場所に集合。
青山劇場と1stキッチンの間の道を入り、劇場を過ぎた辺りの遊歩道入口。
係員2人が立っているので直ぐ判り。配布された地図は会場場所なので注意。
準備ができると、整理番号順に5人ずつ会場へ誘導。靴を脱いで上がるので
ブーツ注意、狭いので荷物最小限。桟敷2、ベンチ3列。常連は最前列に座りたい
ところだけど、足を伸ばせないことやほとんどは観上がる格好なのが難点。
折り込みチラシそれなり。パンフ B5 3ページ。挨拶、あらすじ、解説。配役、
スタッフ、予定。なんと5月連休に大阪公演が予定され。物販なし。
カーテンコール1回。
オリンピックに開催の4年振り、はこぶねアトリエ公演。今回も狭くて濃厚。
舞台。前回「苛々する大人の絵本」と同様の多層部屋。森を望む仕事部屋と、
受験生の…。美術スタッフの発想と凝った造形はいやまして、まあ驚き。
お話。前回の受験生の兄が登場。その誕生日パーティのため、妄想の妖精達と
弟の受験生は勉強もそこそこに贈り物のオブジェをつくっている。兄が戻り、
弟は狂喜、とってもおきのものを見せていく。
アバンギャルドなインテリア、素敵すぎ。(直裁な造形だけど）図像を読むように、
美術や仕掛けをみるのも一興なり。もじもじの妄想異世界も、つくされると
馴染んで奇妙な親近感沸き。秘め事の隠れ家の潜み？というか、共有感？というか。
前半は何者何ごとと興味津々。後半は受験生の率直な偏愛ぶり、兄（憧れの漢）との
一体願望に呆れつ、オブジェ使いには圧倒され。山田さんも飯田さんも、永遠の男子
可愛いとこあって、エログロに墜ちないし。
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