＠下北沢 ザ・スズナリ(2013/2/22-3/3 14ステージ)
http://www.honda-geki.com/suzunari.html
前売り 指定席4600円 自由席4000円 当日 指定席4900円 自由席4300円
作：千葉雅子 演出：ノゾエ征爾［はえぎわ］ 美術:青木祐輔
照明:齋藤真一郎（A.P.S） 音響:井上直裕(atSound) 宣伝メイク:大宝みゆき
衣装:佐藤明子 舞台監督:村岡晋 演出助手:磯崎珠奈
宣伝美術:榎本太郎（7x_nanabai.inc） 宣伝写真:引地信彦 制作:大橋さつき
製作:猫のホテル
出演：
市川しんペー：船田光一(検事)
中村まこと ：瀬戸紀世志(告訴人)
森田ガンツ ：山本洋平(弁護人)
携帯電話に関するお願い芝居出演者
千葉雅子 佐藤真弓 村上航 いけだしん ゲスト村上大樹、加藤啓、本多力、
平田敦子、久ケ沢徹、小林健一、政岡泰士
2013/3/3(日)晴 3:03-4:14PM（1'11）前方下手 客席ほぼ満員（90人）
客層：20-30才代中心、男女半々。
客入れ：先着順入場。千鳥配置、間隔を空けた客席で見やすく。折り込みチラシ
それなり。パンフ A5 2ページ。物販。公演の音声のみMP3ファイル500円。
カーテンコール1回。
はえぎわ・ノゾエ征爾の演出、初の男優三人芝居という意欲作。
舞台。乳白色パネルを全面、その手前奥行き１ｍのねこの額舞台。床は砂地に
ざらざら、中央に奈落へのハッチあり。パネルにはシルエット投影、森の木立を
終始、時折影絵芝居など。
お話。人里離れて暮らす男(中村）のもと、昔の事件が縁の検事、次いで弁護人が
やってくる。結婚詐欺・殺人犯のある女を巡り、未練がましい舌線が始まる。
老いの瀬戸際でじたばたする中年のバカ哀しさ。をファンタジックに演出した、
かつて見たことがない猫ホテ新作。ハイテンションな脱力な会話はお馴染みも、
身体性を要求されて、ベテラン3人が大奮闘。そこらおかしみ哀しみ醸して○。
シルエット映像を背景や追想の場面で多用、ラストでは件の女を幻想的に現して
辛い現実を夢の彼方へと追いやり。暖かい感触を残して、知らず涙誘われねこ。
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