＠荒川区町屋 ムーブ町屋ハイビジョンルーム(2013/7/4-8 9ステージ)
http://www.sunny-move.com/move/
全自由 前売2300円 当日2500円
作・演出：鎌田順也 黒衣：飯田こうこ ナレーション：ますもとたくや
出演：
「アーサー記念公園の一角」36分
川崎麻里子[ナカゴー] ：新田鵜
小林義典[クロムモリブデン]：新田喜義
左近道代 ：荒川さん
川上友里[はえぎわ]：沙織さん
「牛泥棒」63分
森岡望[青年団] ：乙葉(伍代家長女)
高畑遊[ナカゴー]：楓(伍代家次女)
清水葉月 ：優(伍代家三女)
金山寿甲[東葛スポーツ]：徹(乙葉の夫)
成瀬正太郎 ：光太郎(徹の甥)
北川昇吾 ：信一(優の恋人)
2013/7/7(日)雷雨 7:37-9:18PM(36/63)後方中央 客席満員(50人)
客層：20-30才代中心、男女半々。
客入れ：会議室流用。桟敷2列、ひな壇に椅子2列。空席誘導随時。折り込みチラシ
それなり。パンフ A4 3ページ。物販なし。カーテンコール1回。
・アーサー記念公園の一角
舞台。ベンチを模した箱。
お話。待ち合わせにこない旧友にイライラと不安を募らせる女性。付き添い？の
夫の言葉が感にさわり、詮索好きのご近所おばさんの親切心もまた。夫の虐待疑惑に
思わずうなづく、ご乱心。しかしやがて、彼女の問題などなんでもないと知られる
のだった。
ネガティブな感情をかき立てるような、会話の応酬に黒い笑い。日常からぶっ飛ぶ、
真顔のドライな狂いぷりが今時。飛んでもないのにそうでもないというほとんど
ホラー。
・牛泥棒
舞台。長テーブルで食卓。
お話。父親の告別式に集う兄妹、親類夫婦。家を守ってきた次女はなにを望まれて
忍々。タイプという従兄弟青年の筆おろしをあろうことか承諾する始末。
三女は売れっ子美人女優、その夫は敏腕というかゼニゲバマネージャー。
甥の筆おろしの心変わりも金づくで受け入れ。これまたあろうことか、一夜100万を
次女に肩代わりさせ、彼女は承諾。忍従するばかりの次女は狂人と思われたが、
さにあらず。あることを切っ掛けに怒髪天、恐ろしい夜を迎えることになる。
極端な人々の超がつく愛憎劇。不道徳、強欲キャラぞろい、中二病な破天荒さには
目が点、笑っちゃう。汚れ蒼○優な三女とか、作家の屈託ぶりがみえるようで
苦笑いねこ。
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