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 野鳩「村にて」

 @下北沢 OFF・OFFシアター(2014/02/13-16 6ステージ)
 http://www.honda-geki.com/offoff.html
 全自由 前売2700円 当日3000円 初日 前売2500円 当日2700円

 作・演出:水谷圭一 照明:増田純一 宣伝美術:水谷圭一
 当日運営:宍戸円、佐々木幸子 写真:羽島直志 企画・製作:野鳩
 出演:
 佐伯さち子:筈実(はずみ)

 安藤真理:義母
 堀口聡 :義父
 雪港[少年王者舘]:閉子

 佐川誠 :丑雄
 すがやかずみ:読子

 村井亮介:沿介
 ワタナベミノリ:少年

 加瀬澤拓未[口リータ男爵]:先生

 2014/02/13(木)曇 7:38-9:51PM(2'12)中段下手 客席満席(80人?)
 客層:20-30才代中心、男女半々、役者さんらちらほら。
 客入れ:整理番号付チケット、整列誘導あり。開場10分押し。30人ほど。
 通常のベンチ2、椅子4列。ほこり(土)っぽくなるシーン対策で全員マスク配布。
 つけた方が無難。折り込みチラシ少なめ。パンフ A5 2ページ。終演9時50分と
 2時間越え。10時退館とのことで慌ただしくアフタートークして、退出を促され。
 カーテンコール1回。

 活動休止後の単独再開。なんと7年振り。
 舞台。島舞台、白木の八百屋、前方溝に土くれ。役者達が小道具を鳴らして
 音響担当。
 お話。亡夫の実家を頼りと身を寄せる妻。そこにはいけずな姑がいて。

 世知辛い東京小劇場界に、のんきな間でマンガ芝居の野鳩帰還。モチロン見た目と
 裏腹な毒気も世知辛さも置いての独特さ健在。「ごちそうさん」@NHKですか?な
 嫁いじめら、以前のような甘い中学生設定から、ぐっとビター。ステレオタイプ
 しかも長いなんて意地悪がありそうだけど、役者芝居と演出の独特で常ならず。
 そこらを小まめに楽しめれば吉。マンガ芝居の周囲では役者たちがSEを生演奏、
 オノマトベな背景画を添えて面白いねこ。

 アフタートーク 9:51-9:58PM(7)8割方居残り
 九龍ジョー、水谷圭一

 水谷 もの凄く長くなって、退館まであと10分。予想以上、たっぷりと前半をやって
  しまった。
 九龍 久しぶりに野鳩。最初の間が、なれると心地好い。なかなかない、緊張感。
 水谷 役者の声の聞こえ無さにびっくりした。
 九龍 演技は人形的なのに、役者たちが下で演奏してる音がサラウンドで聞こえてきた。
 水谷 音響をやってくれる人が見つからず、自分達がやろうと。チラシのオノマトベ
  にあるように最初から決まっていた。

 水谷 (再開はどう)しんどいけど楽しかった。
 九龍 村ってどこから設定したのか。
 水谷 全編方言が野鳩、活動休止前、中学生とかをそのままやるのは違うなと。
  そんな年だし。不思議の国のアリスのような、外の人が世界に入るような物語。
 九龍 かつての野鳩の世界だけど、ちょっと違うなと中間から。
 水谷 (妻は)村に残ったけど、これからはわからない。劇団をどうしようかと
  いうのもない。

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