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 なかないで、毒きのこちゃん ふぁーすとみにあるばむ「そしてまたキミのユメをみる。 Aちーむ」

 @新中野ギャラリー 風みどり(2014/03/17ー23 10ステージ)
 全自由 一般 前売・当日 1500円 高校生以下 前売・当日500円
 平日昼割 前売・当日 1200円 ABセット 前売・当日 2500円 3人割前売・当日3000円

 脚本・演出:鳥皮ささみ[早稲田大学劇団森] Web:平舘宏大 振付協力:伊藤彩奈
 音響・照明:猪股和磨

 「おせきはん、たく。」20分 出演:浅川千絵
 「そしてまたキミのユメをみる。」15分 出演:坂本梓
 「ふつうの女の子、18歳(仮)」20分 出演:田村優依

 2014/3/22(日)晴 5:03ー6:01PM(58)正面 客席8割(6人)
 客層:全男性、おじさん手前と真ん中。客入れ:桟敷列、椅子列。開場時人。
 客入れ:一坪スペースを三方囲み 定員8名。ミニ椅子、パイプ椅子。クッション。
 正面が無難。折り込みチラシ少々。パンフ A5 3ページ。物販たぶんなし。
 カーテンコール各1。

 早大劇団森所属・鳥皮ささみ 女子一人芝居 オムニバス。1作品1人の贅沢趣向。
 会場。入口と壁沿いにショーケース。小物いろいろ置き。壁紙がパステル、花柄と
 廃美容室で精一杯ガーリー。

 「おせきはん、たく。」
 お話。女子トイレに立てこもる小学三年生。なぜに遺書を口述筆記させるのか。
 死ぬ前にと好きな男子を呼び出しって、なんで他の男子達が女子トイレにとか、
 パニック。ラストは大人になれば笑えてしまう、死にたい訳がわかり。

 体操服とブルマで卑怯な登場。切実千万で可哀想な狂態だけど、笑えてしまうと
 言う喜劇の見本なり。

 「そしてまたキミのユメをみる。」
 お話。野球部男子への告白練習する中学生。妄想が過ぎて、自家中毒パニック。
 聞きつけた親から知らなくてもいい、親の恋バナと出生の秘密を聞いてしまったり。
 
 公演タイトル作品。浅川さんに続く小動物系女優さんが健気懸命、でこれまた
 微笑みを誘うという。広島弁に九州交じり?。

 「ふつうの女の子、18歳(仮)」
 お話。地下アイドルのミニワンマンLIVE。オーディエンスは数人だけど、ハイテン
 ション(ちと痛い)。真顔になって艱難辛苦の迷走経歴を告白。誰にも逢えない
 引きこもりアイドルはあんまりですね。
 
 全力で歌い踊り、無反応な観客にめげずに弄り。ふつうになりたいキャラの心理が
 痛いほど伝わり。一方、苦笑を誘いもし。

 三者三様、冷徹さとも暖かい視点で描かれた作品を楽しむねこ。

 

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