＠与野本町 彩の国さいたま芸術劇場 インサイド・シアター（大ホール内）
(2015/04/05-19 17ステージ)休演4/7,13
http://saf.or.jp/arthall/
全自由 一般4000円 メンバーズ3600円
演出：蜷川幸雄 演出補：井上尊晶 作：W．シェイクスピア 翻訳：松岡和子
美術：中越 司 照明：岩品武顕 音響：高橋克司 衣裳：紅林美帆
ヘアメイク：野澤幸雄 擬闘：栗原直樹 振付：佐野あい 演出助手：大河内直子、
藤田俊太郎、塩原由香理、前原麻希、日置浩輔 舞台監督：平井 徹
主催・制作：公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団 制作協力：ホリプロ
企画：彩の国さいたま芸術劇場シェイクスピア企画委員会
配役(今回） リチャード二世 ：内田健司 イザベル ：浅野 望 ジョン・オヴ・ゴーント(王の叔父)：葛西 弘* ヘンリー・ボリングブルック(その息子。後のヘンリー四世）：竪山隼太 エドマンド・ラングレー(王の叔父）：松田慎也 ヨーク公爵夫人 ：百元夏繪* オーマール公爵 ：竹田和哲 グロスター公爵夫人 ：重本惠津子*
トマス・モーブレー ：堀 源起 ジョン・ブッシー ：松崎浩太郎 ウィリアム・バゴット ：鈴木真之介 ヘンリー・グリーン ：浦野真介 ノーサンバランド伯爵 ：手打隆盛 ヘンリー・パーシー ：白川 大
ロス卿 ：小川喬也* ウィロビー卿 ：髙田誠治郎* バークレー卿 ：中野富吉* ソールズベリー伯爵 ：竹居正武*
カーライルの司教 ：宇畑 稔* 式部官 ：鈴木彰紀 伝令官１ ：中西 晶 伝令官２ ：銀ゲンタ ヨーク公爵の従者 ：北澤雅章* ウェールズ軍の隊長 ：たくしまけい* スティーヴン・スクループ：髙橋英希 イザベルの侍女：ちの弘子*、都村敏子*、寺村耀子*、德納敬子*、中村絹江*、 林田惠子*、益田ひろ子*、宮田道代*、渡邉杏奴*
庭師 ：遠山陽一*、小川喬也* 庭師の徒弟 ：葛西 弘*、中野富吉*、森下竜一*
フィッツウォーター卿 ：鈴木彰紀 サレー公爵 ：平山 遼 ウェストミンスター修道院長：髙橋 清*
ピアス・エクストン ：小久保寿人 エクストンの従者１ ：鈴木真之介 エクストンの従者２ ：高橋英希 リチャード二世の厩舎番：森下竜一* ポンフレット城監獄の看守：松崎浩太郎 貴族ほか：周本絵梨香、茂手木桜子、長内映里香、浅野 望、市野将理、坂辺一海、 砂原健佑、續木淳平、堀 杏子、阿部 輝、井上夕貴、呉 美和、郷園高宏、 佐藤 蛍、田中りな、安川まり、吉村照道 石井菖子*、石川佳代*、小渕光世*、神尾冨美子*、上村正子*、佐藤禮子*、 田内一子*、滝澤多江*、滝澤多江*、谷川美枝*、田村律子* *=さいたまゴールド・シアター
2015/4/11(土）曇 6:32ｰ9:43PM(1'26/休15/1'28)正面中段上手 客席9割（200人）
客層：学生～じじばばまで大人中心に幅広く。女性7、8割。
客入れ:開場時40人待ち列。これまでと同じ三方囲みスタジアム客席。サイド最上段
に空席あり。正面が順当と思うけど、城設定の登場シーンではちと見がたし。
折り込みチラシそれなり。パンフ □22cm 18ページ 物販体裁。
物販。原作本ほか。9:41PM終演カーテンコール2回2分。
ネクストシアター初のシェイクスピア上演シリーズ参加。
舞台。奥行きをまんま活かし。シャンデリアら灯火あり。調度類はなく。代わり
車椅子(玉座のみ電動）を常用。布地の水面ら歌舞伎演出あり。
お話。後にヘンリー四世となる従兄弟に王位を剥奪される、傲慢で哀しい王の物語。
ネクスト＋ゴールドの総力戦舞台。イメージ爆裂の蜷川演出、横溢。老貴族達は
みな車椅子に座り、介添え者とも高速移動して演出対応。起立しての老若ペアの
タンゴが妖しく力強く、生と老いの切実さを告げ。リチャードと臣下の忠心は
ボーイズラブになぞらえられ、甘く痛ましさを増す。リチャードの人生と王位は
一体と疑いのない愚かしさとも青春残酷物語として描き。これに薄着で囁く内田君が
悲劇王を体現。見たことがないけど、見事に嵌まる悲劇王ぶりが魅力。
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