＠駒場東大前 こまばアゴラ劇場（2015/12/10-17 10ステージ）
http://www.komaba-agora.com/
ほぼ自由席（整理番号付き）前売3300円 当日3500円
作・演出：千葉雅子 美術：原田愛 照明：加藤泉 舞台監督：藤田有紀彦、土居歩
演出助手：渡邊千穂 宣伝美術：犬川ヒロ 宣伝イラスト：香川尚子
制作：大橋さつき 企画製作：猫のホテル、（有）アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
主催：（有）アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
出演：
佐藤真弓 千葉雅子：女
森田ガンツ、市川しんぺー、村上航：男
平田敦子（小川菜摘、中村まこと）：ママ
森まんぽー：ギター弾き
2015/12/15(火）晴 7:06ｰ8:29PM(1'20)正面中段 客席満員(90人？）
客層：30才代中心に女性7割。あとおじさん。
客入れ:開場時10人ほど。整理番号100番超まで呼ぶけど、20人ほどと集まり悪し。
2面客席。正面ベンチ1、椅子5列。サイド 3列。折り込みチラシそれなり。
パンフ A5 3ページ。次回公演 7/6-11＠すみだパークスタジオ倉。物販未確認。
開演前に千葉さんから携帯切り注意。カーテンコール1回。
リーディング上演の集大成作品とか。
舞台。市松模様の床とL字カウンター。下手にバルコニーへのはしご。その下に
ギター弾き常駐。
お話。昼はエリート社員、夜は立ちんぼ娼婦。生前と死後の世界で、彼女と野郎ども
の内外を描く。実際の某電力会社OL殺人事件を題材にした今回。
熟成感のある別格（従来比）上演。浅いところで賑やかし、しだいシリアスに
深掘りしてく心理劇。ガジェットねたや演技で笑いを添えること忘れず。
意固地で自虐癖ある女と、甘くて愚かな男達の孤独、過ぎて滑稽なさまを愛をもって
描き。女が一役2人。男はそれぞれだけど、同じ穴の狢＝同一衣装で皮肉に
演劇的に表現したり。もとより個性ある役者集団、今回はキャラ芸に寄らず、
そんな人物をらしく力強く演じて○。ママ役が結構美味しい役、しかもキー。
平田さんの距離感が可笑しく、やがて沁みて味わいあり。
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