＠下北沢 駅前劇場(2016/02/25-28 5ステージ)
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全自由(整理番号付き) 前売3000円 当日3500円 はじめて割2000円
リピーター割1000円
作・演出：水谷圭一 照明：増田純一 しもだめぐみ 音響：池田野歩
小道具製作：中島香奈子 當間英之 宣伝美術：水谷圭一 web：勝又啓太
当日運営：宍戸円
出演:
佐伯さち子：墓無
堀口聡：課長
矢野昌幸：生口（墓無とオフィスラブ)
佐々木幸子：汁添(墓無同僚 セクシーOL)
すがやかずみ：噛里（墓無同僚）
ワタナベミノリ：垂誕寺(刑事)
村井亮介：死村(警官 墓無同級生)
佐竹奈々：貞女(墓無の妹）
滑川喬樹：手掴(食欲のないゾンビ 試験従業員)
演津隆之：墓瀬(博士）
谷岡千晶、古賀友樹、荒木知佳
2016/02/28(日)晴 3:09ｰ4:33PM(1'19)前方中央 客席満員(130人？）
客層：20-30才代中心、中年層ちらほら。男女半々。
客入れ：階段に番号順整列、きちんと誘導、開場時20、30人。e+先行、一般の順。
高低差あるいつもの椅子9列。へそな張り出し前は3列目まで。折り込みチラシ
それなり。パンフ A5 4ページ。開演20分前より過去公演とプロモ映像投影。
第3回公演クレアラシル…、GGフェスが最古かな、物販。手ぬぐい、Tシャツ？、
新聞200円。カーテンコール1回5分。水谷さんから挨拶、もなにも考えてないと、
留まってもなにも言いだせず。活動休止前を見ている人挙手！に手はほとんど
上がらず＝糸口なくて、事前の段取りへと。役者紹介（呼び）、解散しますで
さらっと仕舞。
面白くも懐かしい劇団、数度の活動休止を経て本まじ最終公演。佐々木幸子はじめ
久々にメンツ揃い。
舞台。段ボール積みの壁三方、それぞれ出入り口開口。赤いカーペット一面、
客席手前に張り出しサブステージ。
お話。ゾンビ蔓延のディストピア。彼らの食欲を殺ぐ旨か棒が開発されて危機は
逸したけど、共存は無理な市民心理。旨か棒を商う会社に、人並み？の会話と思考
能力をもつ青年ゾンビが試験的に働くことに。意外とできる彼を見なすムードも
つかのま、社員達は都合が悪いことを彼に押しつけ初め。利己的になりきれない
ＯＬ・墓無は我慢堪らず、遂には。
ファニーで残酷、鳩といっても野生とスパイシーな最終作。自暴自棄な心理と
世界が終わる物語、屋台崩しな仕掛けが相まって爆なラスト。感傷を装うことない、
清々しい幕切れがかっくよし。昭和初期のマンガな演技様式も惑うことなく行き渡り
佐伯さんはむろん、押し出しが強く帰ってきた佐々木さんに一足長。唯一無二の
すっとこどっこいぶりが見られなのかと思うと、寂しいねこ。
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