＠吉祥寺 吉祥寺シアター（2016/3/24-28 6ステージ）
http://www.musashino-culture.or.jp/k_theatre/
全自由（整理番号付き）一般前売3500円 学生2800円 当日3800円
アルテ友の会会員・武蔵野市民(在勤・在学可) 3150円
演出：矢内原美邦 作：平田オリザ[青年団]
舞台監督：鈴木康郎 映像：高橋啓祐 照明：南 香織 企画・制作：プリコグ
宣伝美術：石田直久 主催：ミクニヤナイハラプロジェクト
共催：公益財団法人武蔵野文化事業団 助成：芸術文化振興基金
協力：青年団 特別協力：急な坂スタジオ
出演：
石松太一、稲継美保、笠木 泉、門田寛生、川上友里[はえぎわ]、川田 希、
河村竜也[青年団]、熊谷祐子[青年団]、酒井和哉、重岡 漠[青年団]、
島田曜蔵[青年団]、立蔵葉子[青年団]、永井秀樹[青年団]、沼田星麻[アマヤドリ]、
橋本和加子[バストリオ]、兵藤公美[青年団]、細谷貴宏[ばけもの]、
光瀬指絵、緑川史絵[青年団]、守 美樹[T1 Project]、森山貴邦[劇団森キリン]
2016/3/27(日)晴 2:06-3:19PM(1'12)中段中央 客席超満員(170人）
客層：20-30才代中心、中年層結構。男女半々。
客入れ：B列最前8列。桟敷1列とバルコニー席あり。開場時50人ほど。
折り込みチラシそれなり。パンフ A4 3ページ。物販。DVDなど。
カーテンコール2回。
舞台。白一面。天井に四角いフレーム3。床には動きまくりの映像を投影。
お話。内戦が広がるヨーロッパから疎開してきた絵画を展示している美術館。
とある親類家族とロビーを行き交う人々の群像劇。
今の東京に照らし、参戦の予感、恐れと怒りらの心理にスポット、拡張して改訂。
現実が突き刺さってくるテキストに編纂。人物は一役3人など複数、ユニゾンで
なくそれぞれが自律して発話、手振りら感情を乗せて激しく身体ぶり。いずれも
超高速、目まぐるしくフォーマーション替え、しばし疾走。テキストがハッキリと
聞き取れるのが驚異的、大した進歩だと思うねこ。人物の内外の描写に加え、
ロビーの外の世界まで拡張。観たいものだけを描くみせた絵画に本質に迫る俯瞰
描写を重ね。終盤のヤバい処へ巻き込まれるな映像など、ぐいぐい迫ってくる効果
が恐ろしいほどで上々。
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