＠池袋 東京芸術劇場 シアターウエスト（2021/11/12-12/05 27ステージ)
全指定 一般6000円 25歳以下割引3000円 高校生以下1000円
全国10箇所ツアー 11/7-1/24
作・演出：永井 愛 美術：大田 創 照明：中川隆一 音響：市来邦比古
衣裳：竹原典子 ヘアメイク：清水美穂 演出助手：白坂恵都子
舞台監督：福本伸生、下柳田龍太郎 宣伝美術：永瀬祐一（BATDESIGN inc.）
宣伝写真：西村淳 宣伝ヘアメイク：川村和枝（p.bird)、望月香織
制作：安藤ゆか 共催：公益財団法人 東京都歴史文化財団 東京芸術劇場
助成：芸術文化振興基金 企画・制作：二兎社
出演： 初演 再演 2014/10/02ｰ10/26 2021/11/12-12/05 26ステージ 27ステージ 東京芸術劇場 シアターウエスト ← 森林太郎(鴎外) 金田明夫 松尾貴史 森しげ(林太郎の妻) 水崎綾女 瀬戸さおり 平出修(弁護士「スバル」編集者) 内田朝陽 渕野右登 永井荷風(「三田文学」編集長) 佐藤祐基 味方良介 スエ(女中) 高柳絢子 木下愛華 森峰(林太郎の母) 大方斐紗子 木野花 賀古鶴所(林太郎友人 歯科医師) 若松武史 池田成志
2021/11/20(日)晴 6:04-8:34PM(90/休10/48）中段上手より 客席7割(160？人)
客層：ベテラン中心に幅広く、学生〜中高年 3世代。女性過半数。
客入れ：感染対策。検温、手指消毒、セルフもぎり。最前B列〜10列、通常客席。
当日パンフ A5 7ページ＋用語解説。物販。パンフ B5 800円。戯曲本。
カーテンコール3回後、規制退場。
2014年初演、キャスト一新して再演。
舞台。鴎外宅2F。襖・ガラスの引き戸と縁側廊下。中央に中華丸テーブルと椅子4。
上手に丸窓と座蒲団10。下手に書斎机、壁に書架。
お話。天皇暗殺容疑で多数検挙、死刑執行がなされた大逆事件を背景。表現者として
自由を尊びながらも、国家中枢に組みする軍医でもあった森林太郎(鴎外）の葛藤を
家族、文芸関係者ら生活、交流の場で描く。
とってもアクチャル、今の矛盾と重なる、私たちの舞台。デタラメと取り繕い、
無かったことになる顛末、国家の国民との離反ら、コロナ禍で改めて感じたことを
代弁してる感。優しく賢くまじめな人間がふまじめや暴力に負けてしまう不合理
不条理、しかし大人の事情もよく理解できるという。とても人間的で普遍的な物語が
ウェルメイドプレイの中で見事に展開してて流石。森林太郎(鴎外）・松尾貴史さんが
立場を越え、一個の人間として誠実に演じてて胸に沁み。妻思いぶりには微笑み。
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