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＠三越前 TOHOシネマズ日本橋(2023/12/29,2024/01/01 2ステージ)
全指定 3000円
作：アーサー・ミラー 演出：リンゼイ・ターナー 2023年製作
出演：
エリン・ドハティ ：アビゲイル・ウィリアムズ
ブレンダン・カウエル ：ジョン・プロクター
アイリーン・ウォルシュ：エリザベス・プロクター
ラシェル・ディーデリクス：メアリー・ウォレン
ニック・フレッチャー ：パリス牧師
フィサヨ・アキナデ ：ヘイル牧師
2024/01/01(月)晴 11:10-2:17PM(97/休15/83)後方上手 客席4割(50人)
客層：2世代、男女半々。
客入れ：感染対策。手指消毒任意。H〜Jがスクリーンをやや見下ろす座席。
15分休憩あり、インタビュー映像は終わり頃。
舞台。ダークグレーの島舞台。冒頭、転換では本水の雨の壁で囲われ、ただならぬ
閉塞感醸し。椅子とテーブル、ベッドなど日用調度を持ち込み式。
お話。17世紀、アメリカで実際起きたセイラムの魔女裁判を元。若い女性の個人的な
恨みが大義名分を得て、告発として成立、住民を恐ろしい裁判に巻き込んでいく。
おぞましくて最悪も最上の舞台化。戯曲そのまま、正攻法の会話劇とし。緊迫の糸を
緩めない演出を、音響、照明、雨装置らビジュアルが最大限にサポート。とくに、
声、コーラス、やっぱり雨の空気感は、生で体験したいところ。際立つのは第一
告発者・少女アビゲイルだけど、惨劇ドミノ倒しの群像劇として全員が主役。
日本の舞台では見られない広範な出演者はいずれ粒ぞろい。恐ろしいのだけど、
併せて、良質の舞台に出会えた快感を誘ってたまらないねこ。
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