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＠下北沢 小劇場B1(2024/10/4-20 10ステージ)
全指定 前売5000円 当日5500円 シニア4000円(70歳以上)
ハンディキャップ割引4000円 学生2000円 高校生以下1000円
2作品セット券8000円 ギフトチケット3000円
作：金?貞（キム・ミンジョン）演出：宋英徳
翻訳・ドラマトゥルク：沈池娟（シム・ヂヨン） 演出：桐山知也
美術：吉野章弘 照明：桜井真澄 音響：志和屋邦治 衣裳=樋口藍
演出助手：杜菜摘（杜菜摘プロデュース） 舞台監督：大島健司
制作担当：栗原暢隆、松井伸子、鍋嶋大輔、佐藤結
プロデューサー：名取敏行 製作：名取事務所
出演：
山口眞司：ハヤシヤスオ
佐藤あかり：ナオコ
奥田一平：ヤスオ
髙井康行：父
2024/10/14(月祝)夏日 1:00-2:18PM(1'18)正面後方 客席満席（100人）
客層:2世代 ベテラン中心 女性過半数。
客入れ:感染対策 マスク着用推奨。正面雛壇に椅子6，ベンチ1、サイドは椅子2、
ベンチ1。当日パンフ A4 3ページ。物販 未確認。カーテンコール1回。
韓国の劇作家書き下ろし新作。
舞台。島舞台、斜にアクリル板で仕切られた刑務所面会場所。壁2面に鉄パイプ列、
朝顔の蔓が這い、花が咲き。それぞれスクリーンが吊され、モノクロのニュース映像
を投影。
お話。地下鉄サリン事件・死刑囚ハヤシヤスオへ長文の手紙を送り、面会を熱望した
女性ルポライター・ナオコ。面会は叶うが、切り出したのは思いもかけないことで。
ガツンとくる高強度の作品、応える役者。まず、今この題材を選ぶことが忘却上等の
日本人へ辛辣な提示。ついで事件を、さ迷う若者に重ね、今も変わらない宿命に縛ら
れる者の物語として、やるせなく意義深い。次々明らかになる真相に驚かされるけど
絶望にあって生き続けることこそ、兆す明かりがあって、胸が打たれるねこ。
死刑囚役・山口眞司さんが静かに刻むような演技、ルポライター役・佐藤あかりさん
の破裂袋と化したかのような渾身の演技にふるえるねこ。
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