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＠高田馬場 ときわ座（2024/10/23-11/03 16ステージ）
全自由 前売・当日3500円 アンダー22 2500円
作・演出：松森モヘー 照明：緒方稔記（黒猿） 音響：大嵜逸生（くによし組）
演出助手：佐藤昼寝（昼寝企画） 舞台監督：水澤桃花（箱馬研究所）
宣伝美術・グッズデザイン：酒井まりあ（タイタン） コラージュ：松森モヘー
票券・運営協力：大橋さつき 主催・制作：中野坂上デーモンズ
出演：
西出結 ：千尋（姉）
瀬安勇志[南極ゴジラ]：亮太（弟）
歌川恵子：智子（母）
鳥島明[はえぎわ]：健一（叔父）
キキ花香：大前
松森モヘー：男
2024/10/29（火）雨 7:04-8:19PM（1'15）前方 客席超満員（33人）
客層：20-30才代中心 男女半々。
客入れ：感染対策 特段なし。開場時数人。ベンチ1、座布団追加パイプ椅子 雛壇4列
結構高低差あって見易し。開演直前に通路席追加。空席誘導随時。当日パンフ A4 1枚
物販。折紙、マスキングテープほか。 カーテンコール1回。
およそ2年ぶりの中野坂上デーモンズ公演。
舞台。古民家でのリアル生活借景。縁側廊下、四畳半居間と台所。廊下端から
2階階段。
お話。母と叔父の実家・古民家をアートスペースにとのにわか話。叔父がファンの
アーティスト・プランナーの大前のアプローチ。母もその気。憤まんやるかたない
のは美術家志願・無職・生活費入れられずにその屋を間借りしている千尋。しっかり
ものの弟は、その日テンション高いガミガミお母さんととも困り顔。
涙の谷、袋小路から出られず、相互に相手のことが解らないと、家庭内ディスコミュ
ニケーション発の残酷劇。とりわけ浮かぶのは芸術家志願の姉の痛ましさ。不器用で
歪んでるというかピュア。汚れた家族（社会）とのジレンマ満タンでやるせない。
個性的な役者をそろえ、ハイテンション＜＞ナイーブの瀬戸際でヒリヒリ、スリリング
というか滑稽。そこらさじ加減の際どさがらしく楽しめ。「岩松了創作塾」に通い
ながら執筆したとか。だからか知らねど、岩松了味がそこここ。カタルシスな階段
使いをするし。でも、悲しみが勝って、パロと笑っていられない。
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