＠新宿・スペースゼロ (1996/12/22-27 8ステージ)
全指定 前売3300当日3500
作・演出：わかぎえふ
出演：中島らも、深沢敦、生田朗子、山内圭哉、及川直紀、わかぎえふ 他全18名
1996/12/27(金)晴れ 3:00ｰ5:00pm 前方より 客席７割（400名）
客層：結構幅広く。でも20歳代中心は変わらず。客入れ：入れは特記なし。
出しはおなじみ竹輪の乱れ投げ。「はも竹」３本ごちねこ。駅ホームで食べたね
こは、おまえは何もんだ状態。でも、おいしかったっス。
舞台。お屋敷のラウンジ。中央から両脇階上への階段。暖炉。緋色の大幕とか。
お話。奇行で知られる伯爵未亡人には、大秘密があった。美麗な娘と双子のフリ
ークスの息子があること。とある日、夫人に横恋慕していた男が怪死、男の恋人
でもあった娘の疑惑が悲劇の始まりとなって。
最近の中華・伝奇路線。配役含め、もういいやだったねこ。今回はビクトリア時
代設定のホラー、人という化け物とわなんと編。昔の少女マンガ雑誌（プリンセス
とか？）に必ずあったよな、化け物描いて人を見せるお話。
ほよよな洋風味、やっぱりお多福ソース入り。味わい違えど、こてこてさ変わらず。
配役が男女とりかえばや。どっちも宝塚パロみたい。みたことないけど。きっつい
ブルーシャドーと、金ラメ入りの付けまつげがきらりん。男が野太い声だせば
くすくす笑いだけど、演技はキチンと。時々がまんできないのか、つっこみぼけ
ギャグぽつぽつ。全体、どっちつかずな珍味。ホラーとしちゃ、深くつっこんでない。
その分、お気楽お楽しみ公演なのは○。ねこは、らもさんのだみ声＋女装（ほんと
形だけ）、深沢敦さんの歌だけで満足、ってとこ。
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