＠早稲田 Ｓｐａｃｅ早稲田（2007/1/24-2/5 15ステージ）
http://www.ryuzanji.com/r-waseda.html
＠大阪公演 精華小劇場 2/9-12 5ステージ
＠名古屋公演 七ツ寺共同スタジオ 2/15-18 5ステージ
全自由(整理番号付) 前売3000円 当日3500円 学生割引2000円
作：佐藤信 演出：天野天街[少年王者舘] 音楽：荻野清子、珠水 美術：水谷雄司
照明：小木曽千倉 音響：島猛、齋藤貴博（ステージオフィス） 振付：夕沈
映像：濱島将裕 舞台監督：井村昂 宣伝美術：アマノテンガイ
制作：流山児★事務所
主催：社団法人日本劇団協議会 次世代を担う演劇人育成公演
平成18年度文化庁芸術団体人材育成支援事業
出演：
小林七緒 ：へへ
平野直美 ：そそ
李周源(韓国留学生) ：ぼぼ
イワヲ ：鼠一番
里美和彦：鼠ニ香
甲津拓平：鼠三番
阪本篤 ：鼠四番
伊藤弘子：鼠五番
流山児祥 ：門番
夕沈[少年王者舘] ：門番(2)
2007/1/28(日)晴 2:09-3:44PM(1'34) 最前方より 客席ほぼ満員(65？人)
客層：学生からご隠居、アジアから西洋まで老若男女。お金持ちはいなそう層。
客入れ：当日券たぶんあり。雛壇に個別クッション5段、通路にも客入れ。荷物
預かり、客席誘導こまめ積極的にあり。年輩客が少なからず、ご苦労様。遅れた客を
前方に座らせることに事前了解をとるほどに心配り。 折り込みチラシそれなり、
鉛筆付きで親切。折り込みパンフ B5 4ページ。長めの挨拶、劇中歌歌詞、配役、
スタッフ。次回公演 3月オーストラリア戯曲「リターン」＠SPACE早稲田
カーテンコール1回1分。
70年代アングラ演劇最盛期の佐藤信作品を、名古屋の奇才・天野天街が演出。
舞台。廃屋のような銭湯浴室。手前と奥にタイルがはげた湯船縁。両袖に窓と開口、
下手手前に小花道。
お話。「天にかわりて 不義うちたいなあ」下水に暮らす鼠な野郎どもの革命劇。
鬼子母神連想の女郎と演劇青年の道行き、空腹たまらないルンペン達。彼らを呑み
込んだ惨禍を、時の門番から時間泥棒して一時停止。そうしたのは、地下の鼠と
星の子達。…かな。
アングラもエンタメ志向。歌とダンス、殺陣が満載。オーバーラップする映像、
目まぐるしい場面転換、脳が麻痺しそうな反復芝居ら、天野演出も全編全開。
筋道だったドラマは捕まえられず、重層するイメージに目眩しそうな90分。中堅若手
役者達がよく健闘して清々しい。とりわけ、イワヲ、甲津拓平が存在感発揮。
そんな中、一人おじさん・流山児祥が自由に歌い演じてて印象ねこ。
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