＠原宿 ラフォーレミュージアム原宿(2009/12/19-20 3ステージ)
http://www.laforet.ne.jp
全自由(整理番号付き) 前売4000円 当日4500円
主演・振付：横町慶子、声の出演：田口トモロヲ 音楽監督：菊地成孔
作・演出・美術：林巻子 照明：岡野昌代 音響：加藤温 衣装：MARCO
映像：ニシモトタロウ、田苗見知理 舞台監督：橋本加奈子 演出助手：足立雲平
演出部：山本修、津江健太 制作：little giants 企画・製作：ロマンチカ
2009/12/20(日)晴 7:05-8:15PM(1'09)前方上手 客席満員(220人)
客層：20-30才代とおじさんおばさん、女性過半数、オシャレさん多数。
客入れ：ぴあ、ｅ＋でそれぞれ整列。互いに見せ合って列ぶ大人客。舞台を下手に
横長の客席。桟敷3列、ひな壇に椅子(一部ベンチ)7列。場内誘導常時。折り込み
チラシそれなり。パンフ A4 1枚 スタッフなど。物販。過去公演DVD、写真集。
カーテンコール2回1分。熱心な拍手が沸き、ファンから花束。
超スタイリッシュ・ガーリーパフォーマンスのロマンチカ 3年ぶり公演。
舞台。2人がけのタップリしたソファ、脇に電話。吸盤型のスツール、スタンド。
お話。深夜走行するヘッドライトに1人の女性。慌ててブレーキを踏むが、女は
事切れていた。戻った助手席にその女が。連れ帰り世話を焼く男。謎めく女への
問いかけはいつしか自失した自分にむけられる、私は誰なのだ。
同じ場面をフーガ形式で繰り返し、すこしづつ変わっていく。しだい現実と妄想
記憶と実在が曖昧となる夢幻的構成。
ムーディ、そして横町慶子が美しい。ごちそうさまでしたねこ。年を取らない魔女
な横町嬢が佇まいのかっこよさ、美しさで説得力。繰り返す場面も退屈でなく快感。
謎めき解き明かされることのない物語も楽しいところ。悪霊に出逢って喜ぶＭ男の
ナレーション・トモロヲの善さそうな日常的な変態ぶり、セクシーな菊地成孔音楽も◎。
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