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＠大手町 日経ホール(2011/02/26 1ステージ)
http://www.nikkei-hall.com/
全指定3500円
企画・制作・主催：サンケイリビング新聞社 協力：日経ホール
2011/02/26(土)晴 1:30-4:07PM(内訳下記)下手後方 客席ほぼ満員(600人?）
客層：中高年中心、男性7，8割。
客入れ：折り込みチラシ少々。鉛筆付き。パンフ A5 3ページ。次回。4/9は完売。
あと6/11、8/5。物販。関連本。
・春風亭一之輔「あくび指南」枕10+噺19分
枕。楽屋に誰もきていない、(客席からたっぷり！）困り果て。日経ホールは立派だが
上から目線を感じる。2つ目のくせにとよく言われる。厳しい稽古の話。
お話。あくびの指南所へいってみるとあれこれ講釈、厳しいというかどうするばいい
のかという稽古が始まる。
時間繋ぎからちょっと長めに。テンポよく、しっかり語り。もうちと間がほしいと
思うねこ。あくび指南ってそれこそ退屈な噺、そういう二重構造なのかしらん。
・柳家権太楼「不動坊(ふどうぼう) 」枕5分＋噺15分
枕。去年病気で倒れた時のこと。年のせいにしてはダメだったという。小さい小屋と
いうか部屋での高座が終わったとたん立てなくなった。ここで死んでは「不動坊 」。
お話。講釈師不動坊火焔が巡業中に急死、女房の後添えをと持ちかけられた利吉は、
棚ぼたで大喜び。弾み言ったやもめ仲間の悪口が聞かれてしまい、復讐を仕掛けられる が。
もう喧しいほどに元気いっぱい。利吉の狂喜乱舞ぶりに沸く笑い。
仲入り15分
・立川談笑「片棒」枕5分＋噺19分
枕。消防署に16時間密着取材したが、一度も出動がなかった。消防士は訓練に
明け暮れていた。緊急出動に備える、彼らのトイレでの作法など。
お話。自分が死んだ後どんな葬式をだしてくれるのかと、ケチの親父は３兄弟に
尋ねてみると。
落語というか講談、人情噺かと思いきや、ブラックにはじけまくり。長男は淫靡な
ゲイの集い、次男はファンキーにディズニーワールド、三男は芝居めく一大パレー
ドの葬式提案。脳内妄想が爆発する、猥雑な芸風が面白いねこ。
・柳家さん喬「ねずみ穴」枕4分＋噺41分
枕。夢のみかたあれこれ。
お話。一文無しで無心にきた弟に、兄が貸した金は三文ぽっち。弟は恨みを抱き
ながら、粉骨砕身して稼業を成功させる。返金がため訪ねた夜、弟は兄の本音を聞き
心許す、がとんでもない災禍に見舞われてしまい。
落語というか、達者な1人芝居。平成名人の語りをじっくりと堪能するねこ。
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