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 righteye 赤星マサノリ×坂口修一 二人芝居「男亡者の泣きぬるところ」

 @駒場東大前 こまばアゴラ劇場(2011/3/31-4/3 5ステージ)
 http://www.komaba-agora.com/
 全自由 前売3000円 当日3300円 3/31sクチコミしてね割 前売・当日共2000円
  @大阪 in→dependent theatre 1st 12/23-27 7ステージ
  @北海道 扇谷記念スタジオ・シアターZOO 6/3-5 4ステージ

 作:ごまのはえ[ニットキャップシアター] 演出:山浦徹[化石オートバイ]
 出演 赤星マサノリ(sunday) 坂口修一
 舞台監督:若旦那家康(ROPEMAN(32))  音響:竹下祐貴
 照明:南勇樹(芝居処味一番)  舞台美術:柴田隆弘
 写真:堀川高志(kutowans studio)  宣伝美術 黒田武志
 プロデューサー:笠原希(righteye) 主催・企画制作:赤星マサノリ×坂口修一、
 (有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場 http://righteye.jp/
 アフタートークゲスト
 3/31 小野寺修二[カンパニーデラシネラ] 4/1清水 宏
 4/2m 中屋敷法仁[柿喰う客] s小松利昌[sunday] 4/3森下亮[クロムモリブデン]

 2011/4/1(金)晴 7:36-8:50PM(1'12)前方中央 客席9割(45人)
 客層:20-30歳代中心、男女半々。東京人中心かな。
 客入れ:整理番号順、開場時5,6人。ベンチ1、椅子4列。前が見やすいと誘導。
 中央寄りが○。折り込みチラシそれなり。パンフ A5 2ページ。データと予定。
 安全管理上の注意書きペラ1枚、プロデューサー笠原さんからも丁寧な諸注意。
 観劇の機会を奪ってはいけないと思い、上演を決め、東京にやってきたの結びに
 客席から拍手沸き。カーテンコール1回2分。拍手鳴り止まず、坂口さんがしばし
 挨拶を始めるのに窮し。
 
 2004年ニットキャップシアター初演で再演を重ねる人気作とか。ちなみ、今年再演の
 ヒラカタ・ノートも同年作品。関西のできる小劇場演劇俳優で今回上演。

 舞台。赤と青の四隅ポールが一坪空間に置かれ。両脇には○椅子があって、プロレス
 リング然。

 お話。エレベータ突然停止、閉じ込められた2人。嫌な感じも、実は旧知と知られて
 盛り上がるも、地獄行きの急転直下。知りたくも無かった秘密がぞろぞろと。

 がっつり美味しく2人芝居堪能。ホットとクール、味噌と醤油なキャラ違いの2人が
 みせる丁々発止の絶妙バトル。口だけでなく、キレる体を存分使い。後半の妄想爆発
 、肉弾相打つ飛躍も楽しく、この舞台、退屈なんて言葉を知らず。残酷でシニカルな
 語。真相が見えて抗う2人が、滑稽で悲しく愛おしい。男のバカかわいさというの。
 そこら原作への愛着、共感がたっぷり、演劇LOVEてんこ盛りで素敵。

 アフタートーク 8:55-9:18PM(23)40人ほど居残り
 清水 宏、赤星マサノリ、坂口修一

    記憶に残ったことを箇条書き、滅裂で抜けが多いことをお断りします。  

 清水 前のめりで観てた。諸注意から拍手が起こって演劇でした。こんな時だから、
  やってよかったと思う。演劇だなと思った、演劇は生身との格闘、汗をかく、自分
  は少し動いても書いてしまう、2人しかいないから逃げ場所がないとか、そんな
  丸ごとがいいと思う。ほとんどの人が来て良かったと思う舞台と思う。セットが
  ほとんどない、電話にリアルになるとかもない、アゴラ劇場での演劇はそうで
  なきゃいけないいけないんでしょ、でもいいじゃない。お金がかかってないん
  でしょ、新幹線でもってこれそう。。

 坂口 装置は宅急便で送ったが、震災の影響で届くか危なかった話。
 
 清水 昼間、場当たりをみていた。しなくともいいという日常で、かけがいがない
  とかじゃないでしょ(でもそれをやっている価値についての話)

 坂口 トラブルの話。新幹線に乗り遅れたり、深夜バスで荷物だけ下ろされたとか
  で装置がなくて、もらい物でやっているとか。(清水 震災に関係ないじゃない
  不毛なトラブルじゃない。)

 坂口 自分で道具ももってきた。 赤星 遅刻してなにもいえません。

 清水 (アゴラ劇場の上に住んでいて快適、外にでなくとも住むとか話)。自分も
  名古屋の七ツ寺共同スタジオに住んでいて、快適だったこと。本当に外に出て
  いないのか、関西人特有の大げさな言い方じゃないよねとつっこむ。
  舞台の話戻って、関西の演劇らしく、丁寧に埋めていくテイストがある。

 赤星 でも、関西の固有名詞が判らないんじゃないかと思う。

 清水 そこは日本人がテネシーウィリアムズをみるようにみているから大丈夫。

 坂口赤星 田舎を示す町名、FM放送の名前。京都に「というわけで」というラブ
  ホテルがあって、京都では屈折した笑いが起こる。ビートイット♪では二宮と
  織りこんであって、大阪ではうける。など。(清水 歌いながら、説明をいれて
  いくといいと実演してみせる。)

 清水 役と狭間がある感じもリアルと思う。謙譲する坂口に保健委員みたいな言い方
  だと返す清水。良く来てくれてと思う、僕がそれをよしとするかどうかだけどねと
  煙に巻く発言をする清水。

 質問コーナー
 Q1 本当に同い年ですか。
  28歳じゃないけど、同い年。初日は客席からひゃーと言われて、演出家が28歳は
  ダメと言っていた。

 告知 清水 東京都のヘブンズアーティスト資格を取った。この時期に大道芸を
  やっていますと告知。1時まで上野でやって、1時から日比谷って無理な移動の
  話(後ほど時間と場所を間違っていたとツイート)。客席からどこでもドアを
  使えばいいと提案。そこからドラえもんをやって話となり、3D実写版ドラえもんの
  予告編をやってみせる。みてよかったし、ガンガンやってと激励して締め。

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