[ホーム]（個別ページができ次第、そちらにリンクします。）
＠王子 王子小劇場（2012/5/2-6 7ステージ）
http://www.en-geki.com/
全自由（整理番号付）前売3000円 当日3300円 学生・シニア（60歳以上）2700円
早割（3/24?31）2700円
脚本・演出:渡邊一功 演出補:池田ヒロユキ 演出助手:三澤きき 舞台監督:橋本慶之
美術:川面えり 照明：兼子慎平(La Sens) 音響:平井隆史(末広寿司)
衣装:おおきとまどか(maruka>、景山育美 宣伝美術:太田創(O1Ga graphics Co,Ltd.）
宣伝写真:生井秀樹 メイク&ヘアメイク：ニクワハラヒロト(Zenworks>
提携:王子小劇場 企画/製作：リュカ.(Lucas[lyka])
出演：
池田ヒロユキ：鴻坂（ライター 童話作家）
小寺悠介 ：速見（アマチュア・モーターレーサー）
サキヒナタ ：アオイ（駆け出しのカメラマン）
こいけけいこ、倉田大輔、増戸香織、佐藤祐香：天使
境宏子 ：西澤（大家）
中田顕史郎 ：作家
奥田ワレタ[クロムモリブデン]：清水
三澤きき ：コヨミ(声)
2012/5/4（金）曇 2:05-3:53PM（1'48）後方上手 客席超満員（70人）
客層：20-30才代を中心に幅広く。男女半々。
客入れ：整理番号順整列。通常と反対側から入場。ミニ椅子1列、ひな壇にパイプ椅子
6？列。上手寄りが○。補助椅子を出す盛況。折り込みチラシそれなり。パンフ B5
3ページ。挨拶。構想3年とこれまでのこと、「ベルリン天使の歌」オマージュなど。
配役、スタッフ。次回公演の記載なし。物販。台本500円。カーテンコール1回。
ねこ初見劇団。5年半ぶりの新作とか。
舞台。暗褐色の装置。上手にソファとテーブル、丸椅子点在。下手にも椅子。
上手奥に望遠鏡式な布の照明装置。全体がひかってキレイ。
お話。作家は新作を娘に読ませたいと編集者へ願い。それはこんな物語り。
志をもちながら踏み出せない、止まっている迷えるクリエイターら。
三文コラムに甘んじる童話作家、バイト生活のバイクレーサーと彼を追う駆け出し
カメラマン。マダムな大家は彼らを暖かく迎え、見守る。マダムが気を配っている
のは彼らだけではない、守護するかのようにともにいる天使達もだ。
ギフトな舞台、しみじみと沁み、心温まる終演後感に感謝。淡々とした会話または
黙劇。言葉少なも丁寧に綾なし、登場人物の喜怒哀楽がすっと胸に落ちる。訳知りの
大人芝居に好感ねこ。天使も人間も迷うというのが面白く、親しみも増し。物語世界
に作家と編集者、作家と娘と重なる見守りの重層で味わい深さ一層感。
役者。天使役の1人、こいけけいこ。直向きさ、その眼差しに感じ入るねこ。
中田顕史郎、奥田ワレタ かわいい大人をとも好演。
[月間一覧］