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＠横浜 神奈川県民ホール大ホール(2013/05/18 1ステージ)
http://www.kanagawa-kenminhall.com/
全指定 S席3800円 A席3500円
林家扇「金明竹」枕2分+噺11分
柳家喬太郎「小言幸兵衛」枕3分+噺28分
三遊亭円楽「一文笛」枕10分+噺19分
仲入り13分
桃月庵白酒「宿屋の仇討ち」枕4分+噺27分
柳貴家雪乃介 大神楽 19分
柳家三三「明烏（あけがらす）」枕3分+噺26分
2013/5/18(土)晴 4:01-6:49PM(1'15/休13/1'21)1F前方中央 客席7割（1400？人）
客層：中高年男女と20-30才代女性。男性過半数。
客入れ：1Fロビー トイレが小規模なのにびっくり。ホール内はそれなり。折り込み
チラシ少な目。パンフなし。ホール内は自販機なし、飲食販売なし。
・林家扇「金明竹」
枕。二つ目になる前の心得、それはよいしょと最近の。
お話。天然ボケの小僧を前に、上方ものは同じ話を三回も、お互い疲労徒労。
与太郎がアニメキャラになっていて妙。クスリ笑いねこ。
・柳家喬太郎「小言幸兵衛」
枕。誰が企画したのか、まず自分は粋ではない。四世代30､40､50､60。自分は50代と
いうことらしいがまだ40代。おおきなホール、こんなところで落語を…。
お話。「小言幸兵衛」というほど小言が多い家主。貸家を借りに来るものへ、
はしばしにまで文句をつけて帰してしまう。そんなところに言葉が丁寧な男がやって
くる。いったんは気に入った様子だったが。
喬太郎節冴え。調子こいて、ちょっと唄う落語乗りが愉快ねこ。
・三遊亭円楽「一文笛」
枕。49才の後は63才。誰が考えたのか、恥ずかしい企画。横浜はアウェー、近くに
じじい（歌丸）がいるし。毎日が安否確認。長くやっていると（先に逝く先輩が
いたり）寂しくおもうことが多くなる。自分らは師匠に鍛えてもらい、憧れた世代。
時代も人も変わった〜犯罪が無粋になったと話につなげ。
お話。腕利きスリ、人助けのつもりが相手の運命を狂わせることなってしまう。
さらり端正に楷書の気持ちよさ。もうちと湿り気があってもと思うねこ。
・桃月庵白酒「宿屋の仇討ち」
枕。まことに落語に不向きなホール。4PM開演も訳がわからない。誰か力のある
悪い奴の都合かと。東京瓦版をみると6:30から○○が…。そんなに金がほしいのか。
ここにくるまでが大変と自分も掛け持ち。いまは三三がまだ来ていない。人は間の
善し悪しがあると噺に繋げ。
お話。魚河岸の三人組。お伊勢参りの帰り道、明日はお江戸という晩に理不尽な目に
あってします。
ちょこちょこと、くすぐりの一言がいちいち愉快ねこ。
・柳貴家雪乃介 大神楽
イケメン曲芸師、訛りも親しみのトーク交じり、曲芸繰り出して客席沸かせ。
・柳家三三「明烏」
枕。道楽を楽しむ、高齢化社会になって呑み打つが変わった。
お話。堅すぎる若旦那。粋な父親は長屋の遊び人に吉原に連れて行ってくれと託す。
そうと知らず、のこのこついて行く若旦那だったが。
ぱりっちゃきっと小気味のよい語り口。若旦那が甘くなく、遊び人が屈託せず、
ほど良くて◎。
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