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 初夏、Wホワイト落語会10「三遊亭白鳥 桃月庵白酒 ふたり会」

 @下北沢 北沢タウンホール(2013/07/11 1ステージ)
 http://kitazawatownhall.jp/
 全指定3500円

 トーク 白鳥、白酒 15分
 白酒「臆病源兵衛」枕8分+噺18分
 白鳥「メルヘンもう半分」枕5分+噺26分

 中入り15分

 白鳥「セマルハコガメの恩返し〜」枕7分+噺8分
 白酒「千両みかん」枕4分+噺24分

 2013/07/11(木)晴 7:00-9:11PM(73/休15/43)後方上手 客席満席(290人)
 客層:30才代平均、男性過半数。
 客入れ:通常客席。ホワイト割引=白い「くも」写真持参で500円引き。中入り後
 写真展示。蜘蛛やイラストら一ひねりのものあり。物販なし。

 トーク 白鳥、白酒
 ・白鳥 昨日まで浅草でただならぬ客と戦ってきた。
 ・毎回のキャッシュバック、白テーマの写真を募るのは今回切り。チケットが
  売れるようになったということか。「白いくも」で様々、中には「蜘蛛」も。
 ・紙切り芸で誰が雑か話。
 ・白酒が弟子をとった。履歴書の志望動機を書くの書かなくいいの話。きまじめな
  白鳥の性格。
 ・白鳥は51才の二つ目の兄弟弟子と漫才コンビだが大変そう。
 ・面倒くさい師匠への挨拶について。

 白酒「臆病源兵衛」
 枕 さん蕎、権太郎世代から弟子をとれといれれる。訳のわからないものが怖い、
 好奇心もある。闇を怖がるというのがあった。
 お話。臆病な源兵衛へ悪戯しようと、女を餌に夜、誘い出すことに。恐がりだけど、
 スケベ、また酒飲みなのでまんまと釣られてしまう源兵衛。

 バカらしく勘違いの喜劇、醒めて視点で語ってなお面白く。

 白鳥「メルヘンもう半分」
 枕。寄席ばなしねたをやっていると評判が悪い。糖尿病なので、炎天下で1万歩
 あるいて、脳にきて手が震える。怪談噺もほのぼのとすればいいと、フラ○ダースの
 犬とくっつけてみた。
 お話。メルヘンの住人が故郷を出奔し、江戸で居酒屋を始める。そこに主人公が
 やってきて、やさぐれた彼らをみてびっくり。

 よくできているけど、放送禁止という面白さ。

 仲入り

 白鳥「セマルハコガメの恩返し〜」
 枕。出囃子は「ムー○ン」。珍しい話をする、エロ噺。一番兄は快楽亭ブラック。
 艶笑話の会・ピンクの白鳥は毎回盛り上がる.考えてもできない、ピンクの神が
 降りてこないと。
 お話。亀の恩返しのエロティカ仕様。

 下げが洒落ていて感心ねこ。愛すべき落語なり。

 白酒「千両みかん」
 枕。出囃子は「ドラ○もん」。協会が誇るクズ芸人の白鳥。いい加減そうでまじめ、
 高座を録音してあとで吟味している。噺には旬がある、食べ物のこと。
 お話。患っている若旦那に訳を尋ねると、真夏なのにみかん食べたい、できないので
 臥せっているという。なんとか手に入れようと訪ね歩くが法外な値段にびっくり。

 番頭がてんてこ舞いさせられる悲喜劇。番頭の本音語りに哀感を滲ませ、それを
 クールに語って笑いの中も味わい。

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