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＠有楽町 よみうりホール(2013/10/28 1ステージ)
http://yomi-h.jp/
全指定 4000円
柳亭市助「金明竹」噺10分
桃月庵白酒「尿瓶」枕9分＋噺14分
柳家三三「傘碁」枕3分＋噺25分
仲入り14分
柳家喬太郎「夫婦に乾杯」枕11分＋噺13分
柳亭市馬「三十石」枕1分＋噺30分
2013/10/28(月)晴 6:31-8:43PM(62/休14/56)中段中央 客席ほぼ満員(1000?人)
客層：いつもの中年層、結構20-30才代女性。男女半々かな。
客入れ：ロビーで物販。1Fエレベータから誘導あり。
柳亭市助「金明竹」
お話。天然ボケの小僧を前に、上方ものは同じ話を三回も、お互い疲労徒労。
小僧などマンガっぽく、おかみさんの虚を突かれた表情に笑い。
桃月庵白酒「尿瓶」
枕。日本シリーズまー君、体操だの某君の活躍と端正な名前だからなおいい。
悪いことは直ぐ広まる、「ホテル」は久々にやってくれたなと嬉しくなる。
謝罪した○○はいいヒールだなと。名人会というがあれは「誤表示」(場内爆笑）。
怪しい商売、道具屋と骨董品屋。
お話。骨董品店。土産にと、あろうことか尿瓶を求めてきた田舎の名士。最初は
拒絶するも、知らないならと嘘八百で売ってしまう。得意満面の名士は手に
ぶら下げて往来を闊歩する裸の王様。
相変わらずスパイシーな毒気ある枕。堂々の語り口で間抜けな間がまたいい。
柳家三三「傘碁」
枕。懲りすぎるとなんでも…、へぼ将棋〜囲碁も同じでと噺に繋ぎ。
お話。囲碁友じいさんたちの大人げない意地の張り合い。
かわいいとこある大人げない大人達を細やかに心象スケッチ。既にいぶし銀な芸風も
重くはせず、軽妙に語って○。
仲入り14分
柳家喬太郎「夫婦に乾杯」
枕。昼は学校寄席（苦労話が予見されたか笑いが起こり）。上着を忘れた、実は
呆けが始まったのかという失敗談。素直にも程があるだろうという子供たちの
残酷な一言。
お話。寂しいお父さん用おつまみ付き酒カップの企画会議。冷え切った夫婦生活を
送る社員達の中、一人だけ3年超経つのに熱々の者がいて、ブーイング。家に帰って
件の男に芽生える疑問、妻に駄々をこねてみることにする。
二度見ても面白い、逆説噺。なにより喬太郎の話芸、顔芸に思わず笑い。
噺
柳亭市馬「三十石」
枕。昔の旅は大変だったとおいて、即噺。
お話。伊勢参りの帰路、京から大阪への夜船に乗る二人。宿屋や同船した人達の
賑やかな様子を描写。
二度見ても、聞いても心地好い。ブライテストな語り口で愉快に人物描写。
お楽しみの舟唄は余技レベルを超えるものでさすが。
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