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＠渋谷区文化総合センター大和田大和田さくらホール(2014/03/02 1ステージ）
http://www.shibu-cul.jp/index.php
全指定1階席3700円 2階席2700円
おしゃべり12分
柳家三三「看板の一」枕4分＋噺11分
春風亭一之輔「鼠穴」枕1分＋噺39分
仲入り17分
春風亭一之輔「新聞記事」枕1分＋噺15分
柳家三三「三味線栗毛」枕2分＋噺27分
2014/3/2（日）小雨 4:30-6:50PM(66/休14/60)最前方 客席ほぼ満員(330人)
客層：中高年男性、平均30才代女性。
客入れ：無料ロッカーあり、ほとんど使われておらず。ロビー狭くて椅子が少ない
のが難。折り込みチラシ少。パンフ フェス共通 A4 3ページオールカラー。
物販。関連DVD、CD。
おしゃべり
2人会は初めて。三三は秋田から飛行機で。それまで一門でスキー合宿、というか
修業。落語は教わったことがほとんどないのに、スキーはスパルタ。
柳家三三「看板の一」
枕。高齢化で道楽も変わった。呑み打つ買うも病気ネタ。
お話。丁半博打、年季の入った親分がサイコロを振るが壷の外に飛び出してしまう。
当の本人が気がつかないのをいいことに、絶対当たる目で掛けたのだが。
隠居と若い衆の演じ分けがくっきり、小気味の良い語り口が楽しいねこ。
春風亭一之輔「鼠穴」
枕。先輩と2人会。申し訳なさそうな顔をしていないとよく言われること。
お話。一文無しで無心にきた弟に、兄が貸した金は三文ぽっち。弟は恨みを抱き
ながら、粉骨砕身して稼業を成功させる。返金がため訪ねた夜、弟は兄の本音を聞き
心許す、がとんでもない災禍に見舞われてしまい。
リアル、迫真。笑いを取りに行かず、兄弟の確執をしっかり、緊迫感をもって描き。
下げの笑いを豊かにし。
春風亭一之輔「新聞記事」
枕。長く語ってしまったので、ささっと終わります。
お話。慌て者の八五郎、隠居のとこで友達の竹が強盗殺人にあったと新聞に載って
いた聞かされて仰天。まんまと一杯食わされるが、同じ事を誰かにしてやろうと。
すっとこどっこいに転がりまくる，爆笑噺。鼠穴とうって変わって弾けまくり。
柳家三三「三味線栗毛」
枕。身分制度について、侍、按摩にも。
お話。不遇をかこっている大名家の末弟、放蕩の日々をおくる中で肩凝りに悩ま
されていた。とある按摩が出世する体格と褒め、お返しに大名となったら検校に
取り立てると約束。按摩は病気で零落、一方放蕩息子は新領主となり、按摩との
約束を果たす。
下げが噺家により異なる噺とか。今日の三三はハッピーエンド。三味線栗毛に掛かる
洒落も粋で面白いねこ。
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