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＠湯島 湯島天神参集殿(2014/09/02 1ステージ)
http://www.yushimatenjin.or.jp/pc/index.htm
木戸銭3500円 前売り・予約3000円
なな子「一目上がり」枕2+噺17分
扇辰「麻のれん」枕3+噺24分
喬太郎「寝床」枕4+噺27分
仲入り15分
喬太郎「夫婦に乾杯」枕9+噺13分
扇辰「匙加減」枕2+噺29分
2014/09/02(火)晴 6:46-9:14PM(1'20/休15/43)前方上手 客席ほぼ満席(180？人)
客層：中高年中心、男性過半数。ちらほら20-30才代女性。
客入れ：最前座蒲団席20席、以降椅子13列と壁際ベンチ。高座が異様に高いので
前だと見上げる形。チラシいつもより多め。パンフなし。開演前に主宰から歯に衣着
せぬ、食事付き公演のPR。
なな子「一目上がり」
枕。妹弟子と二人、いつまで経っても名前を覚えてもらえない。
お話。掛け軸、書画のほめかたを習ったものだから、さっそくやりたがり。数えの
法則に気づいて。
ペラペラとリズミカル語り＋マンガキャラ。巧いんだけどちょっと単調。
扇辰「麻のれん」
枕。高い高座に上がるのに四苦八苦。なな子が二つ目にしては巧い。
お話。按摩が旦那宅でご馳走になり、夜遅くなったため、好意で泊めてもらうことに
なる。しかし、蚊帳も蒲団もない、酷い仕打ちと憤るが。
食い意地の悪さも愛嬌に、品が悪くなる寸止めとして案配良く笑いに転化して○。
喬太郎「寝床」
枕。客席をこんなに見下ろすのって初めて。じめっとした気分で帰ってほしい。
よくない褒め方について。
お話。旦那が義太夫の発表会をすると聞いて、近所の衆は逃げる口実あれこれと。
番頭は自分のことを失念して、一生の不覚。
いろいろねたを膨らませて愉快な喬太郎版。がんもどきの造り方を細かく、魚活は
芝で50両拾い、文七は金を無くして大川で立ちん坊とか。義太夫が始まるとまるで
戦場のようになるという。
仲入り
喬太郎「夫婦に乾杯」
枕。夏休みが終わって、学校寄席。先生が言わなくてもいい挨拶。落語教育委員会で
全国ツアー。その困ってしまうエピソード。
お話。寂しいお父さん用おつまみ付き酒カップの企画会議。冷え切った夫婦生活を
送る社員達の中、一人だけ3年超経つのに熱々の者がいて、ブーイング。家に帰って
件の男に芽生える疑問、妻に駄々をこねてみることにする。
三度目。孤独上等の視点で逆説落語。墜ちてしまう仲良し夫婦に苦笑い。
扇辰「匙加減」
枕。さらっと早く帰りたい。
お話。堅物の若い医者が遊女に嵌まって勘当。我に帰って本業に精を出し成功。
思い立って遊女を訪ねると、男恋しさから狂女に。身請けして治療、回復。噂を
聞いた女衒、証文を交わしていないと連れ帰ろうとして一騒動。奉行に届け出る
ことに。
大岡名裁きの一席。キャラくっきり、判りやすく面白い語り口で聞かせてくれ。
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