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＠水天宮 日本橋劇場(2014/11/11 1ステージ)
http://www.nihonbasikokaido.com/hall
1階指定席3000円 2階2500円
喬之進「反対俥」枕4+噺12分
さん喬「子ほめ」枕7＋噺13分
「徳ちゃん」枕2+噺9分
「鴻池の犬」枕5+噺32分
仲入り16分
さん喬「柳田格之進」枕なし 噺45分
2014/11/11(火)晴 6:40-9:05PM(1'24/休16/45)1F中段中央 客席満員(430人)
客層：中年男性中心、20-30歳女性も結構。
客入れ：前売り完売。2F自由席も満員の盛況。折り込みチラシ少々。
パンフ A5 2ページ。終演後記念のミニ風呂敷配り。階段下で、さん喬師匠が
客だしして珍しい。
・喬之進 反対俥
枕。旅公演、学校公演でがっかりしたエピソード。
お話。急いでいるのにのっそりと進まない、進めない車夫。業を煮やして乗り換える
と、一転韋駄天だがこれが止まらない。
ジャンプしながら一回りの「熱演」。ゲームでしょうか？。
・さん喬 子ほめ
枕。お土産は包装の音が出るので帰りにと気遣い。大した物じゃないけど捨てないで
入門して最初に教わるのは道灌。師匠の口前をしてエピソード。ついで子ほめで
やります。
お話。褒めれば駄賃がもらえると隠居に聞いた八五郎、子供が生まれたばかりの
家を訪ねるが思わく通りにはいかない。
いつもはやらない後半を含めたフルバージョンとか。初めて聞いたねこ。愛すべき
おバカぶりをホッコリと聞くねこ。
徳ちゃん
余りやらなくなったお題、逆に復刻したお題のこと。前者からやり手の少ない例。
落語家の実体体験をもとにした話とか。
お話。吉原、胡散臭いお店で出くわしたのがとんでもない女郎で。
謎めき含みのいかがわしい噺。連れの「徳ちゃん」がなにも語らず、良く判らないの
が面白いねこ。
鴻池の犬
名人口調を真似て楽屋裏話。
お話。3匹の捨て犬。拾われて一匹は事故死、一匹は大阪の豪商にもらわれる。
残されて一匹は飼い主に疎んじられ、大阪の別れた兄弟に会うたびに出るが。
子犬のロードムービー、人情(犬だけど）噺。淡々と語り、笑い泣かせる名人芸。
柳田格之進
お話。商家の主人と碁仲間の生真面目武士・柳田格之進。50両を盗ったとの番頭の
疑いに覚悟を決める。主人は番頭の行き過ぎを責めるが後の祭り、柳田格之進は
返済のあと行方がわからなくなってしまう。
お馴染みのねた。今晩は力が入って、零れんばかり。圧倒されたねこ。
さん喬十八番集成ネタ帳
第一夜 たちきり 井戸の茶碗
第二夜 芝浜 掛取万歳
第三夜 鰍沢 短命 福禄寿
第四夜 転宅 百川 おせつ徳三郎
第五夜 鴻池の犬 品川心中 唐茄子屋
第六夜 お菊の皿 明烏 中村仲蔵
第七夜 棒鱈 雪の瀬川
第八夜 寝床 子別れ
第九夜 締め込み 三枚起請 百年目
第十夜 長短 抜け雀 らくだ